2005年のCOP11においてCoalition of Rainforest Nations(熱帯雨林連合)をリードするパプアニューギニア(PNG)とコスタリカから正式に提案を発表しました。COP11が加盟国に森林減少からの排出の削減(RED)に対する見解・提案の提出を要請してから、3度のSBSTA(24、25、26)と2度のワークショップを経て議論されてきました。去年のSBSTA25(COP12)では、熱帯雨林連合からODAや二国間や多国間の協定、市場メカニズムなどを資金源とする案や、ブラジルから市場メカニズムは用いず国レベルで森林減少を防止しできた分に対し国際社会から何らかの形で支払いを受ける提案、アフリカ諸国のコンゴ台地にある6カ国からの提案など、大きく分けて3つの案が提出されました。
これまでに合意をみている主な事項としては、@森林消失に伴う排出量算定については、 IPCC good practice guidanceのLULUCFに適用される方法とIPCC 2006 ガイドラインを用いること(但しIPCCのガイドラインの高階位の方法を取るには、ベースとなるデータの正確性が必要で、それらの不備な途上国への対応策が必要)A森林消失に伴う排出量については、早急にその削減に向けた行動がおこされなければならないことB森林消失への対応策を進めていくにあたっては、
信頼性のある森林蓄積の推定や排出量の算定が出来る技術等を開発途上国が身につけるためのキャパシティー・ビルディングとそのための制度強化が必要で、加盟国による支援が求められることCキャパシティー・ビルディングや、パイロット事業の推進といった早期行動が必要で、この為の新しい資金源の手当てを要し、これは市場メカニズムによらぬボランタリー基金にならざるを得ないことなどです。