気候変動による損失と被害
ワークショップ:A Story of Climate Justice!
マーシャル諸島出身の気候変動活動家キャシーを迎えて
(画像:Earth Company)
日々世界中で深刻化する、気候変動の被害。それに対して私たちには何ができるのでしょうか。
行動を起こすとき、あなたは頭で考えて行動しますか?
それとも、気持ちが揺さぶられて一歩を踏み出しますか?
ストーリーテリング(語り)には大きな力があります。
公民権運動、ブラジルの民主化運動、日本における消費者運動から、宗教間対話まで、人々がお互いの思いを語ることによって、他人事が自分事にかわり、ムーブメントは徐々に大きくなっていきます。
今回、ゲストスピーカーに、マーシャル諸島出身の気候変動の活動家であり、詩の朗読を通じた社会発信を行っているKATHY JETNIL-KIJINER(キャシー・ジェトニル = キジナー)を迎えて、ワークショップを行います。
キャシーは、当時26歳だった、2014年9月23日、ニューヨークの国連本部で開催された国連気候変動サミットの開会式にて、生後6ヵ月の娘のために書いた詩を披露しました。115カ国544人の候補者から選ばれた彼女の朗読は、世界の首脳を感動させ、拍手喝さいを浴びました。
このワークショップでは、前半に気候変動という問題を詩に乗せて訴える彼女のパワーや原動力について学びます。後半では、社会問題に関心のある一人ひとりが自らの問題意識を発表しあい、思いを伝えるということについて向き合っていきます。
キャシー・ジェトニル=キジナー:
マーシャル諸島生まれ。気候変動活動家、詩人。
ハワイで人種差別を受けながら、コンプレックスを抱えて育つ。サンフランシスコの大学在学中に、ポエトリー・リーディング(詩の朗読)により政治・社会的メッセージを表現する芸術に出会い、活動開始。2014年、544人の中から世界の市民社会代表として選ばれ、国連気候変動サミットの開会式で披露したポエトリー・リーディングが、世界から称賛される。2015年、VOGUE誌が選ぶ13人の「Climate Warriors」の一人として選出。
2015年COP21(国連気候変動条約第21回締約国会議)、2016年COP22に招致。2017年、Earth CompanyよりImpact Hero 2017として選出。現在は、世界中で登壇しマーシャル諸島での気候変動被害や対策の緊急性を訴える一方、NGO Jo-Jikum代表として、マーシャル諸島の環境リーダー育成に努める。
◆言語:日本語
日 時 | 2017年6月10日(土) 13:00-18:00(開場 12:30) |
場 所 | ロッポンギフラット
(〒106-0032 東京都港区六本木7-18-13 金子第一ビル2階) 日比谷線六本木駅から2番出口から徒歩1分、大江戸線六本木駅から4b出口から徒歩3分 (地図はこちら) |
参加費 | 大学生 500円 / その他一般 1,000円 / 高校生以下 無料 (FoE会員 無料) |
定 員 | 30名 |
申 込 | こちらのフォームよりお申込みください |
主 催 | FoE Japan,Wake Up Japan |
協 力 | 一般社団法人アース・カンパニー |
問合せ | FoE Japan 担当:深草 (info@foejapan.org) |
このイベントは、(公財)緑の地球防衛基金「地球にやさしいカード」の助成を受けて開催します。