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マーシャル諸島など他の環礁国と同じように、ツバルでも、離島の海岸侵食は激しく、島は刻々と姿を変えています。

右の写真を見てもらえばよくわかると思うが、茶色く見えているのは島の岩盤です。右端のほうに、かろうじて砂浜と少しの植生が残っているのがわかります。気候変動で、サイクロンが多発し、潮の流れが速くなったりして変われば、こうした現象はどんどん激化していきます。

「島は毎年形を変えている。今年訪れたところが、来年もう一度足を運んでみると、全く違った様相になっている」ことも良くあるのだ。」
とツバル政府で気候変動担当官をしているセルーカ氏は語っていました。

フナフチ環礁の北東に位置するテプカサビリビリ島。ここは、2年前までヤシの木などが生えている島でした。しかし、高波などの影響ですべての植物などが流されてしまいました。
そして今、あちこちらの島々では同じように砂浜が削られ、植物がなぎ倒され、海岸侵食が進んでいます。

「どうだ。きれいな島だろう。あのココナッツなんてとてもきれいだ。でも、テプカビリビリを見てみなよ。あと数年でここもああなってしまうかもしれない。残念だ。」

とボートキャプテンのセメセ・アルファニアさん(27)が明らかに侵食の進んでいるテプカ島を指差して、悲しそうに言っていたのが印象的でした。


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