バイオ燃料と森林
オンラインセミナーシリーズ:バイオマス発電の持続可能性を問う〜FIT制度への提言
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再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の導入により、木質ペレット、PKS、パーム油などを使ったバイオマス発電事業がここ数年の間で急激に増えました。その多くは海外で生産された輸入燃料に頼っています。生産国からは、バイオマス生産のために、天然林が皆伐されたり、野生生物の生息地が脅かされたり、といった報告が相次いでいます。
果たして、そんな輸入バイオマスを利用した発電は本当に持続可能と言えるのでしょうか。本オンラインセミナーシリーズでは、国内・国外から様々な専門家をゲストスピーカーとしてお招きし、バイオマス発電の持続性について考えます。
>第3回までの資料・映像はこちら
第4回:燃料生産の現場で何が起きているのか カナダの事例から学ぶ
日本が大量に木質ペレットを輸入している国の一つがカナダです。
木質ペレット生産により、カナダの森林にはどのような影響が生じているのでしょうか。
バイオマス発電用燃料をめぐる日本の商社の動向とは?
最新の情報を踏まえ、議論します。
ぜひ、ご参加ください。
※同時通訳つき
日 時 |
2021年1月24日(日)10:00-12:00 |
申込み |
> 申込みフォーム |
プログラム (敬称略) |
1.大規模バイオマス発電の問題点 - 満田 夏花/FoE Japan (バイオマス発電の炭素排出をめぐる動画上映) 2.生産現場からの報告 3.バイオマス発電用燃料をめぐる日本の商社の動向 4.コメント |
参加費 |
無料 *寄付歓迎(こちらから) |
主催 |
国際環境NGO FoE Japan |
共催 |
バイオマス産業社会ネットワーク |
協力 |
Fair Finance Guide Japan、気候ネットワーク、地球・人間環境フォーラム、プランテーション・ウォッチ |
問合せ |
国際環境NGO FoE Japan |
【関連動画】
【関連資料】 |
【資料コーナー】
◆第1回 「パーム油発電の真実〜HISは本当に事業を推し進めるのか?」>アーカイブ映像
日時:2020年9月2日(水)19:00~21:00
・大規模バイオマス発電の問題点(FoE Japan 満田)>資料
・インドネシアのアブラヤシ農園問題(ワヒュー・ペルダナさん/WALHI - FoEインドネシア )>資料
・HISとパーム油発電事業(時任 晴央さん、山崎 睦子さん/Fridays for Future Sendai)>資料
◆第2回 「燃料生産の現場で何が起きているのか〜アメリカの事例から学ぶ」 >アーカイブ映像
日時:10月1日(水)19:30~21:30
・大規模バイオマス発電の問題点(満田夏花/FoE Japan)>資料
・木質ペレットバイオマスと気候緊急事態(リタ・フロスト/ドッグウッド・アライアンス)>資料
・木質ペレット施設のコミュニティへの影響(タンディ・テイラー/現地コミュニティのメンバー)>資料
◆第3回 「バイオマス発電はカーボンニュートラル」は本当か >アーカイブ映像
日時:12月3日(木)19:30~21:30
・大規模バイオマス発電の問題点(満田夏花/FoE Japan)>資料
・バイオマス燃料の持続可能性とGHG排出(メアリー・ブース/Partnership for Policy Integrity)資料
・国際的な議論の流れ(ペグ・パット/Environmental Paper Network)>資料