住民の春植林
6次隊、砂嵐の中での活動

砂丘に草方格を作る7次隊
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第2期地区の緑化スタート
活動前、3月に緑化方法を住民と検討。1年目は低い場所に苗木を植え、砂丘には草方格を作って砂の流動を止める計画となりました。
5ヶ所に井戸をつくり、4月中旬に緑化活動を開始。村のリーダー、チグチさんが、各家庭に苗木と植える場所を分配するかたちで作業が進められました。ブルドーザーで溝を掘り、ポプラの苗30,000本を植えました。
また流動砂丘には、草方格を、シャバガという草でつくりました。砂丘が連なる2期地区では、この砂丘の流動を止めることが重要なポイントです。
5月に入って、6次隊がダチンノール村に到着。2日間、住民とウルスン中心小学校の生徒たちといっしょに、緑化活動を行いました。
6種類の苗木を、メンバーが適地適木の考えをもとに計画図を作成しての植樹活動となりました。草方格の中には、ニンキョウを植えました。
春の砂嵐にも会い、厳しい状況の中での作業となりました。砂漠に緑がもどって、砂嵐がおさまる日が早く来てほしいです。
8月は、植樹作業のほか、草方格づくりを行いました。シャバガと稲ワラを格子状に砂にさし込み、砂が飛ばないようにする手法。
砂丘の中腹に作りました。草方格の部分は砂が飛ばず、砂丘のてっぺんが風に飛んで、くぼみに落ち、結果、高低さが小さくなるのを期待しています。
6月中旬まで雨が少なく緑がほとんど見られませんでしたが、それ以降多く降っ
たため、夏には低いところでは、たくさんの草が見られました。
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