FoE Japan
中国砂漠緑化プロジェクト
砂漠緑化 トップ トピック&キャンペーン 写真館
中国砂漠緑化プロジェクトトピック>ダチンノール村
沙漠緑化活動
村の概要
緑化計画
 
活動記録
・2001年
2002年
2003年
2004年
・2005年
 
活動図と定点観測
 
2001年 (活動1年目)


地元小学生との共同作業

砂嵐の中での植樹活動

緑化活動はじまる
村の一画、55haを活動地に決定し、4月、住民の緑化活動が始まりました。

まず対象地を柵で囲い、井戸を2つ設置。柵沿いに防風林となるポプラを、内部にはポプラ・ニレ・アカシア・マツ・黄柳などの苗木を植えていきました。

4月下旬には、初めての緑化隊が現地を訪れ、地元の小学生といっしょに植樹活動を行いました。滞在中、ものすごい砂嵐の日があり、ゴーグルとタオルで顔じゅう覆わなければいられない状況の中での活動もありました。

さらさらの砂地がどこまでも広がる――そんな光景を前に、植えた苗木が育つのか、緑の大地への回復はできるのだろうか、と不安になりました。

 

 


柵沿いポプラ 春と夏の変化
 

自然の回復力を実感
同じ年の8月、緑化活動の効果は目に見えて表れました。

柵沿いのポプラは緑の葉をつけ、植えたポプラの辺り一面に、草が自生するようになりました。

苗木を植えたことにより砂が流れなくなり、さらに、苗木の生育によって土の保水力が向上したため、緑の回復軌道が動き始めたのです。

自然の回復力に驚きました。緑化活動は、私たちの力で自然を変えるのではなく、大きな自然の回復力を引き出すことなのだと実感しました。

 

次へ

(c) 2002 FoE Japan.  All RIghts Reserved.

サイトマップ リンク お問い合せ サポーター募集 English