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中国砂漠緑化プロジェクトトピック>ダチンノール村
沙漠緑化活動
村の概要
緑化計画
 
活動記録
2001年
2002年
・2003年
2004年
・2005年
 
活動図と定点観測
 
2003年 (活動3年目)

埋もれた西柵沿いのポプラ

砂丘の連なる西側地区

活動地拡張を決める
住民の移住は、春前にはひと段落していました。残った住民の間に緑化意欲が強まり、緑化地西側へ活動を拡張したいという希望が出ました。

緑化地の西側には、大きな砂丘がいくつもある砂漠化地が広がり、そのため緑化地西柵沿いでは強風と流砂によって、柵は倒れ苗木も育たない状況でした。

西側の砂の流動を防ぐには、西側への緑化拡張がまさに効果的だと考え、住民と話し合って緑化地拡張の準備を始めました。

7月に拡張地域を決定し、さっそく8月には柵を設置。9月に5次隊がポケナビ測量を実施しました。砂丘の流動を抑えるため、翌年から植樹と草方格づくりを始めることを決めました。

これまでの緑化地と拡張地をそれぞれ1期地区・2期地区とよぶことにしました。


一面に草が覆うようになった

白い花を咲かせたソバの畑

農作物づくりが始まる
1期地区では、春の植樹が行なわれました。住民60〜70人で1週間ほどの作業。今回は、個人別に担当場所を決め責任を持ってやったそうです。ポプラ、ニレを主体に植えました。

平地では草が順調に増加、草の種類も多くなりました。砂丘の高い部分にも草が覆うようになりました。

一部では、住民が畑に利用できるようになり、ソバ・トウモロコシ・アワなどの作物や、ビニール水稲という方法で、お米づくりも始まりました。

 


トウモロコシ畑で刈り取り

この年は、SARSのため春の緑化隊を中止しましたが、9月に5次隊を募り現地での活動ができました。

村では農作業の収穫の時期だったので、緑化活動のほか、トウモロコシの刈り取りをいっしょに手伝いました。

 

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