FoE Japan
気候変動とエネルギープログラム
気候変動とエネルギープログラム トップトピック資料室
気候変動とエネルギープログラム>途上国の気候変動適応対策>コミュニティベースの気候変動適応対策
適応対策
途上国の気候変動適応対策
途上国における気候変動対策支援への提案
コミュニティベースの気候変動適応対策
 
適応プロジェクト

プロジェクト対象地の概要と環境問題

アグロフォレストリープロジェクト
アグロフォレストリー一年目活動報告
マングローブ再生プロジェクト
マングローブ再生プロジェクト一年目の報告
 
エコツアー報告
ご支援・ご協力
 
コミュニティベースの気候変動適応対策
 

■ コミュニティベースの対策の重要性

途上国の気候変動対策の緊急性が叫ばれる中、では、どのような支援が求められているのでしょうか?都市のスラム街や農村、漁村は、一度気象の変化や自然災害が起きると、食糧・水不足、住居や交通手段の喪失、失業、感染病の蔓延、教育の機会の喪失など、貧困の拡大や生死に関わる事態をもたらします。現在、世界銀行や二国間援助で見られるような洪水対策のためのダム建設や道路建設などの大型公共事業では、最も支援を必要とする人々のニーズに対応できていないことがあります。また、災害時の緊急援助も重要ですが、時に援助慣れを引き起こしたり、地域の経済を混乱させてしまうこともあります。自然災害等は、広範囲に被害をもたらし、復興のために長期にわたって援助を受け続けることも困難です。


途上国の脆弱なコミュニティが、まず、気候変動を理解し、起こりうる気象の変化や増加・拡大する自然災害の被害を予防、対応できるように適応能力を高めることが重要です。途上国への気候変動対策支援は、科学的な分野や政策上の支援も優先されなければなりませんが、FoE Japqnは、同時にコミュニティの適応能力の向上のための情報提供、教育、住民主体の地域の資源を利用した対策の提案と技術支援、研修、ネットワーク構築などを通じ、コミュニティのエンパワーメントを促進していきます。

 

■ インドネシア気候変動適応プロジェクト

インドネシアの農村、漁村では季節の変化や異常気象などの影響が深刻です。ほとんどの住民は気候変動を実感しながらも何が起こっているのかわからないまま不安に陥っています。慣習的な暦に従った農法や漁法ではこれまでどおりには収穫(収獲)できず、生計手段を失ってしまう人々が増加しています。FoE Japanは、現地のNGOや地方政府と連携し、コミュニティが気候変動を理解し、主体的に対策を導入するための支援を行っています。

  >プロジェクト対象地の概要と環境問題
 
アグロフォレストリープロジェクト
  >マングローブ再生プロジェクト

関連
インドネシアのコミュニティレベルの温暖化影響ファクトシート
インドネシアのコミュニティレベルの温暖化適応対策ブックレット(現地住民向け)

 

(c) 2002 FoE Japan.  All RIghts Reserved.

サイトマップ リンク お問い合せ サポーター募集 English