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ロシアタイガプログラムトピック>シベリア保護活動
"生物多様性の保護”という考え方
生物多様性ホットスポット」の特定という自然環境保護のやり方
シベリアHOTSPOTプロジェクト
ホットスポットの特定方法
円卓会議で特定された60か所のホットスポット
ロシアの科学者、NGO、政府機関との活動
タイガの先住民族との活動
シベリアHOTSPOTプロジェクト
地球の友ジャパン(FoEジャパン)の"シベリアHOTSPOTプロジェクト”は世界的に重要な自然と生態系の残っている極東ロシアを対象とし、上に述べた"生物多様性の保護” の考えに立って "生物多様性ホットスポット”の特定と保護を目的として1994年から活動しています。極東ロシアの自然の破壊はもはやロシアだけの問題ではなく、世界や、地球という惑星の危機だ、と私達は考えています。極東ロシアの自然破壊を食い止めることは、おそらく21世紀の前半に世界の人々が集中的に行うべき "危機管理”の一つであり、その中においては日本の人々もロシアやその他の外国の人々から役割を期待され、果たしていくことが出来るはずだと思います。そのためにはまず日本で誰かがこの問題への取り組みを始める必要があると思います。私達は小さなNGOですが、まず自分たちでそれを始めてみようと思いました。ソ連の崩壊後、1993年のことです。

1993年
9月 沿海地方ビキン川流域を訪れるスタディーツアーを実施

1994年
5月 極東ロシアでの活動を開始(助成:W.アルトン・ジョーンズ財団、環境事業団地球環境基金)

1995年
1月 ウラジオストクで「第1回極東ロシア森林・生物多様性HOTSPOT円卓会議」を開催
4月 ロシアの森林研究者を日本に招待。セミナー開催(「地球の友シベリア森林週間'95」)

1996年
1月 英字総覧"THE RUSSIAN FAR EAST" を発行
5月 森林とアムールトラの生息地を訪れるスタディーツアーを実施
8月 カムチャツカ半島を訪れるスタディーツアーを実施
9月 沿海地方の野生動物保護区指定の実現に協力
9月 チャリティーライブ "VLADIROCKSTOK'96"の開催に協力(ウラジオストク)

1997年
2月 ロシア人ジャーナリストを招待
6月 沿海地方南部の自然公園創設に協力

1998年
6月 IUCN(国際自然保護連合)とヤクーツク市で「第2回極東ロシア森林・生物多様性HOTSPOT円卓会議」を開催
7月 サハリンの森林保護区創設に協力(助成:自然保護助成基金)
8月 サハリンで森林保護区創設を目的とした植生調査をコーディネート
9月 日本人エンジニアともにタイガの先住民の村を訪問(助成:環境事業団地球環境基金)

1999年
2月 極東ロシアの自然保護区の現状を調査
3月 タイガの先住民を日本に招待。セミナー開催
4月 サハリンのNGO代表者を日本に招待。セミナー開催
5月 中ロ国境で木材取引の実態を調査
9月 先住民族の村への協力を開始(助成:環境事業団地球環境基金)

2000年
2月 GIS地図「極東ロシアの "生物多様性HOTSPOT"60か所」(助成:経団連自然保護基金)、日本語ブックレット「タイガ生命溢れる奇跡の森 − その破壊」(共同制作:地球・人間環境フォーラム/助成:地球・人間環境フォーラム、イオングループ環境財団)、英字資料「The Russian Far East Hotspot Investment Portfolio」(共同制作:IUCNロシア)を発表
「シベリアウィーク2000 in Japan」を開催(IUCNロシア所長を日本に招待、中央官庁やNGOとの会合、一般向けセミナー開催)
9月 エコロジースタディーツアー「ビキン川の美と森林破壊7泊8日」実施

2001年
1月 日本語ニュースレター『TAIGA JAPAN』vol.1 発行

 

活動メンバー
 野口 栄一郎、佐々木勝教

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