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5月14日

宇津木の森は、草が一挙に伸びはじめ、花もあちこちに咲いていて、1ヶ月の変化に驚きました。もうじき、草刈りでいそがしくなる季節がやってきます。なのでこの日は、春の草花を探したり、じっくり観察してみたり、ちょっとのんびり過ごすことに。午前は作業、午後は散策というメニューでした。

午前中の作業は実生苗の移植です。場所は萌芽更新地。コナラ・クヌギの雑木林を再生しようと、去年の秋、エゴノキを伐採した1区画にコナラを植えました。梅林にたくさんある実生苗(=どんぐりが落ちて自然に出た苗)を土ごと掘りとって、移植しました。小さな苗木の成長が、今から楽しみです。

3月に草地に移植した苗は、早くもセイタカアワダチソウとクズにのまれそうになっていました。目印を立てておいてよかった。苗のまわりのセイタカを引き抜き、クズを払いました。しばらくはしのげるでしょうか。

午後は森の散策へ。まずは里山の林床植物、キンラン・ギンラン探しです。昔の里山には普通にあったそうですが、環境が変わった今は貴重種といわれている花です。やはりなかなか見つからなかったですが、発見!小さな花を咲かせているギンランを見つけました。真っ白な可憐な花でした。

ほかにも、咲いている花を探したり、花や葉っぱや実のかたち、色を楽しんだり、タケノコが伸びて竹になる状態に驚いたり、いろんなふしぎを見つけました。黄色や白やむらさき(本当は単純な色の表現ではあらわせない色)など、小さい花びらをたくさんつけた草が多く、とてもきれいでした。

 
 
実生苗の移植エリア
梅林に自然に出てきた苗
土ごと掘り取って運ぶ
 
ここで大きく育ちますように
3月に移植した苗。草にのまれそう
おととし移植したマツ、成長中
 
カタチのおもしろい白い花
きれいな紫の花
小さな黄色の花、いっぱい
 
綿毛になったタンポポ
脱皮中のタケノコ
里山の住人
 
ギンランを見つけることができました
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