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フィジー、国連人間開発ランキングの順位が下落

(2003年8月2日、フィジー・スバ)

金曜日に発表された2003年度国連人間開発報告書によれば、世界の発展途上国175ヶ国のうち、人間開発ランキングにおいて、フィジーは81位になった。

2002年度の72位から、9ランク下がったことになる。

順位決定には、寿命、幼児死亡率、知識(識字能力率、就学率)や、GDP(国内総生産)生活水準を考慮した、国の国民への影響を基にしている。

国連開発計画(UNDP)が発表したこの報告書は、世界中の先進国と発展途上国の情報を集め、比較している。

フィジーの外には、ソロモン諸島が123位に、バヌアツは128位、パプアニューギニアが132位となった。

報告書には国連ミレニアム開発目標(Millenium Goals)を達成するために、ただちに処置が必要である国から優先順位をつけ、最優先国を31ヶ国、次いで優先されるべき国を28ヶ国挙げている。

国連ミレニアム開発目標とは、2000年度ミレニアムサミットで世界各国の首脳が同意した、健康、教育、男女平等、環境向上を考慮した課題を指す。

太平洋諸国中の4ヶ国、バヌアツ、ソロモン諸島、ミクロネシア連邦国、マーシャル諸島が最優先国に挙げられている。

その他ほとんどの最優先国は、サハラ以南アフリカ諸国や中央アジアの国々となっている。

太平洋に位置する国々は、全体的にはよい方向へと向かっているとされている。

(The Daily Post/PIR)

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