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パプアニューギニアがソロモン諸島に救いの手

(パプアニューギニア、ポートモレスビー、2003年1月6日)

パプアニューギニア(以下、PNG)が史上最大級のサイクロンの被害を受けたソロモン諸島に救援物資を送ることをPNGのラビー外相が昨日明らかにした。

ホニアラ在中PNG弁務官は影響を受けた人々への救援物資供給のために情報収集を行っている。
風速90m/s以上の暴風を引き起こしたサイクロン・ゾーはソロモン諸島南東部を襲ったが、死亡は報告されていない。

ラビー外相は、PNG政府と国民は、この地域で史上最大となるサイクロンに関する報道を見て驚嘆したと言う。
「我々自身、PNGでも多くの自然災害は経験したため、ソロモン諸島の人々の安否を気遣う。我が国の経済状況のため多くを供給することはできないかもしれないが、何かできることを少なからず、適切な方法で行いたい。」と同外相は述べている。
影響を受けたティコピアとアヌタ島での救援が遅れる中でオーストラリアによる救助活動が行われているが、オーストラリア国際援助機関当局者によると救援活動は長期的なものになるということである。

オーストラリア当局者は次のように述べている。
「ソロモン諸島当局や自然災害管理機関と共に、長期的な復旧作業の必要性を見ながら、活動を行っていく。ソロモン諸島政府は多くの取り組みを行ったし、我々もこの地域の大国として、ソロモン諸島の取り組みを支援していく。」

オーストラリア、ニュージーランド、そしてソロモン諸島政府は、救援のためにホニアラから離島まで船で入るのに一週間を要した一方で、ニュージーランドのジャーナリストが救援のためにヘリコプターで真っ先にソロモン入りしたこともあり、失態を演じた経緯がある。

(The National/PINA Nius Online)

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