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プレスリリース:
森林生態系に配慮した紙調達に関するNGO共同提言
 
 
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プレスリリース 森林生態系に配慮した紙調達に関するNGO共同提言を発表
本日、グリーンピース・ジャパン、国際環境NGO FoE Japan、WWFジャパン、地球・人間環境フォーラム、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)の5団体は、紙製品を利用するすべての企業や行政機関に対して、森林生態系に配慮した紙の調達を求める共同提言を発表した。

森林問題に取り組むこれら5団体は、現在、日本市場が紙の原料を調達している地域のいくつかでは、ここ数年で原生林の消失するおそれがあることから、購入・調達する側からの積極的な働きかけや支援を求める活動を行ってきており、早急に企業や行政機関が、この共同提言に沿った紙調達方針を徹底させる必要があることを訴えている。

この共同提言では、古紙などの資源の有効活用を前提に、以下の6つの指針を掲げ、まず、その指針に沿った紙製品の調達方針および具体的アクションプランを作成し、公表するよう、さらに、調達・購入元の業者に対して同様の要求をするよう求めている。また、紙製品の利用者だけなく、生産者および流通・小売業者に対しても、6つの指針に沿った紙製品の生産や販売の推進を求めている。


(1) 調達しているすべての紙製品の種類・量・使途を把握するとともに、それらに使われている原料の生産地における森林管理などの情報をすべて明らかにする。また、それらの情報が明らかにならないバージンパルプ原料の紙製品は使用しない。
(2) 調達する紙製品のバージンパルプ原料は、最低限合法性が確認されたものでなければならない。
(3) 調達する紙製品のバージンパルプ原料は、保護価値の高い森林の生態系を破壊するものであってはならない。
(4) 調達する紙製品のバージンパルプ原料は、地域住民や生産従事者の生活や権利に悪影響を及ぼしたり、利害関係者との対立や紛争が生じている地域からのものであってはならない。
(5) 調達する紙製品のバージンパルプ原料を生産する森林経営(植林を含む)は、元来の生態系に重大な影響を与えるという点で、利害関係者との対立や紛争が生じている天然林の大規模な皆伐を行っているものや、周辺生態系に著しい悪影響を及ぼす除草剤や肥料などの薬品の使用、遺伝子組み換え樹種を使用したものであってはならない。
(6) 調達する紙製品のバージンパルプ原料は、天然林、人工林にかかわらず、第三者機関によって審査され、生産から消費まで追跡可能な、信頼のおける森林認証制度により、適切な森林管理が行われているとの認証を受けた原料の利用を目指す。認証材が入手可能でない場合は、認証に向かって継続的に改善をしている森林からの原料を優先して利用する。

実際、北米や欧州のビジネス界においては、調達する紙がどこの森でどのように伐採された原料で作られているのかを調べ、保護価値の高い森林からの原料を含まないように、供給業者に要求する取り組みが進められている。

今後、日本の企業や行政機関に対して、この共同提言をもとにした紙調達方針の策定を働きかけていく。


◆提言書本文
森林生態系に配慮した紙調達に関するNGO共同提言
共同提言内容の枠組み図(PDF)

◆この件に関する問い合わせは下記まで
・ グリーンピース・ジャパン
 森林問題担当 尾崎由嘉 (Tel:03-5338-9800、https://www.greenpeace.or.jp/
・ 国際環境NGO FoE Japan
 森林プログラム 中澤健一/三柴淳一/鈴木勝男 (Tel:03-3951-1081、https://www.foejapan.org/
・ WWFジャパン
 森林保護担当 前澤英士/那須嘉明、広報担当 新井秀子 (Tel:03-3769-1713、https://www.wwf.or.jp
・ (財)地球・人間環境フォーラム
 フェアウッド・キャンペーン担当 坂本有希/満田夏花
 (Tel:03-3592-9735、https://www.gef.or.jp/
・ 熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
 事務局長代行 小浜崇宏 (Tel:03-5367-2865、https://www.jca.apc.org/jatan/
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