６月１４日〜１９日、１５回目の緑化ツアーを行いました。参加は１１名、うち４名がリピーター、というメンバーでした。

毎日３０度を超える暑さと強い日差しで、みなさんいい色に日焼けして帰ってきました。日中は暑いので、作業は午前中、早いスタートで昼前に切り上げるようにし、午後は見学や移動に充てるというスケジュールでした。

緑化活動は、チョグチグー村・ダチンノール村・リャンサップ村の３ヶ所で。作業は苗木を植えるだけでなく、砂が流れるのを抑える草方格づくりにも力を入れました。とくにリャンサップ村では、これまでにない大きな草方格が完成。がんばってつくった草方格、どんな効果が出るか楽しみです。

＞ チョグチグー村での活動
＞ ダチンノール村での活動
＞ リャンサップ村での活動

チョグチグー村と同じマンハン地区にある家庭農牧場の見学もしました。
支援２年目、バイスグ村のバイラさんを訪問。「今年の春も苗木を植えたんだ」と話すバイラさんに、緑化地を案内してもらいました。今年は雨が少ない、と心配の様子でしたが、去年植えたポプラの一帯は、青々と育っていました。

＞ 家庭農牧場　支援報告

今回は瀋陽１日観光も楽しみました。故宮や遼寧省博物館といった観光名所、それに遼寧省環境局訪問、風力発電所見学もできました。遼寧省は自然エネルギー導入など環境への取り組みが進んでいることを知りました。

環境局では遼寧省で砂漠緑化に取り組むNGOとの交流でき、遼寧省でも砂漠化が問題になっていること、市民参加の緑化活動が活発に進められていることなど、興味深いお話を聞くことができました。　　　　　＞ 15次隊　観光ほか

暑い分、ちょっとハードな旅になったと思いますが、作業も見学も交流も観光もできた充実したツアーでした。これまで活動を見守ってきたリピーターの参加もうれしかったです。
遼寧省の環境局やNGOの人たちとの交流も、大きな収穫でした。今回は限られた時間でしたが、今後お互いの活動について情報交換や協力ができたらいいなと思います。