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現地活動  潅水・草方格・種まき(2004.6.10-19)

草の種でつくる草方格

△砂漠に最初に自生する「シャーミー」

砂の流れをとめるのに有効な草方格。2〜3m角の格子状に草を差し込んでつくるものです。

最近では、生きたシャバガという草を根ごと刈って、すぐ作る方法で、草自体の活着も期待でき、砂の流動防止が高まるとのこと。

昨年、現地の仲間に教わり、小さい草方格を作ってみました。鍬で草を刈り取り、運び、溝を掘って草を入れ、砂を埋め戻す。草方格づくりは意外に大仕事でした。

この作業量を軽減できないか?
そこで、今回実験してみたのが、種を埋め、水をやる方法です。

使った種はシャーミーとシャバガ。
シャーミーは、砂漠に最初に自生する草。トゲトゲの種をつけます。そのトゲトゲが、風で飛んで周囲の砂にからまる感じで落ちて、新しく芽を出すのです。1期地区にはたくさん自生しています。

新・潅水法で水をやる要領で、浅めの穴をつくり、その中に種を入れ、表面の砂をパイプの先で水と混ぜながらかぶせる。種から芽が出れば、やがて草方格になるのでは、という発想です。

でも、このアイデアを話してみた住民からは、「無理だろう、種は根付く前に風で飛ばされるだろう」と言われています。今までやったこともないことですが、どうなるでしょうか?草方格、できるといいです。

 

シャバガという草で作る草方格
(昨年試作したもの)
シャバガの種
6次隊緑化地となりの砂丘で試作
砂丘の中腹にハチマキ状に、の図
浅めに穴をつくり、種を入れる。
作業終盤。夕日がきれい。
 
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