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勉強会4回シリーズ 食べて話して知るアジア

おいしい料理を食べ文化にふれながら、いろんな国の開発事業について勉強しませんか??

  ひとつの国のことを良く知ろうとするとき、文化を知ることはとても 大切です。FoE Japanでは活動の一環として、日本が政府開発援助(ODA)や輸出信用により支援するプロジェクトで起きている問題点などを フォローすることにより、日本の海外支援のあり方を問い直すための 活動を行っています。
 各国の料理を作り、食や文化にふれることから難しくなりがちな開発の話 まで、みなさんと、楽しく気軽に勉強したいと考えています。


 人数に限りがありますので、ぜひお早めにお申し込みください!(15名様まで・要予約) 各回ごとに、留学生もしくはその国の事情に詳しい方をお招きします!

  日時  : 毎月1回 (それぞれの日時は下記をご覧ください)
  参加費: 1,500円 (サポーター1,200円) /1回 
        5,000円 /4回
  持参するもの:エプロン(かっぽうぎ)


第1回 スリランカの巻〜ゴリ押し道路づくり
 期日:10月19日(土) 午後1時〜5時
 場所:豊島区勤労福祉会館 調理実習室
 (豊島区西池袋2-37-4 TEL03-3980-3131 池袋駅南口徒歩7分
  地図:https://www.idm-ne.com/contens/map_tosima.htm

第2回 ロシアの巻〜北の海に油汚染の危機
 
期日:11月16日(土) 午後1時〜5時
 場所:豊島区生活産業プラザ 調理実習室
 (豊島区東池袋1-20-15  TEL03-5992-7011 池袋駅東口徒歩7分
  地図:https://mekuru.city.toshima.tokyo.jp/sangyo/ids/plaza/ids_plaza_f.html

第3回 マレーシアの巻〜そのダムほんとに必要?
 
期日:12月14日(土) 午後1時〜5時
 場所:豊島区勤労福祉会館 調理実習室

第4回 中国の巻〜世界遺産の堰が危ない
 
期日:1月18日(土) 午後1時〜5時
 場所:豊島区勤労福祉会館 調理実習室(予定)

*会場は変更の可能性がありますので事前にお問い合わせください。
*取り上げるプロジェクトの詳細などは、ホームページをご覧ください。

問合せ・申込み:Tel:03-3951-1081 fax:03-3951-1084 E-mai:kankan@foejapan.org(担当 神崎)

※お申し込みは、開催日の3日前までに、お電話・ファックス・E-mail にてお願いします。
ただし、定員になり次第締め切りとさせていただきます。(お名前・ご連絡先をお知らせください。)


《勉強会の詳しい内容》
勉強会にはそれぞれの国からの留学生や、その国の事情に詳しい方をお招きし、一緒に料理を作って食べたり、文化や伝統についてお話をうかがったりする他、FoEが活動の一環としてフォローしている海外開発プロジェクトについてお話をします。

第1回 スリランカの巻−ゴリ押し道路づくり

プロジェクト名 : スリランカ南部交通網開発事業(STDP)
概  要:










 スリランカの首都、コロンボから南に128kmのハイウェイを建設するプロジェクトです。国際協力銀行(JBIC)とアジア開発銀行(ADB)の協調融資で行われる予定です。
  1999年に借款契約は交わされているのですが、住民との協議に基づく移転実行計画(RIP)が作成されていないことから、融資の支払いはまだ開始されていません。しかし10月31日にアジア開発銀行の借款有効期限が切れることから、融資開始も間近ではないかと考えられます。
  現地の住民は、住民に対する適切な協議会の不在や環境アセスメントの欠落などの問題点を訴えるため、当初コロンボの日本大使館やJBICの駐在事務所に訴えていましたが、適切な対応がなされなかったことから、日本や各国のNGOの協力を得ながら更なる行動を起こしました。現在の現地の様子など詳しくお伝えします!
詳細は https://www.foejapan.org/aid/jbic02/srilanka/background.html をご覧ください。

第2回 ロシアの巻−北海道沖の海で油汚染の危機

プロジェクト名 : サハリンU石油・天然ガス開発事業
概  要:







 サハリンの北東部で石油と天然ガスの開発が進められています。開発されているオホーツク海は、豊かな漁場であり、そこで取れた魚は私たちの食卓にものぼっています。
  既に第1期工事は完了し、1999年以降タンカーでの原油輸送が開始されています。ナホトカ号の経験からも知るように、タンカー事故などによる海洋への油流出は、海の自然環境に計り知れない影響をおよぼしますが、サハリンUでは油防御策、事故対策など今だ不十分なままです。この原油は日本にも輸出されており、とても根深い日本との関わりがあります。その関わりや問題点、今求められていることなどについて一緒に考えてみませんか?
詳細は、https://www.foejapan.org/aid/jbic02/sakhalin/background.html をどうぞ!

第3回 マレーシアの巻−そのダムほんとに必要?

プロジェクト名 : ケラウダム事業
概  要:







 第7期マレーシア計画で重点施策である水供給事業の一環で、パハン州からセランゴール州への流域間の水供給を目的にしたパハン〜セランゴール導水事業で計画されているダムのひとつです。非影響地域には先住民族のオランアスリの集落があります。現地のNGOは「ダムありき」で推し進められるこの事業に疑問を抱いており、政府の水需要予測や環境影響評価の不備を指摘しています。
  まだ日本からの融資は決定されていませんが、決定間近とも言われています。ダムについては、日本でもいろいろ議論になっていますが、本当に必要な住民との協議や合意、代替案の検討とはいったい何を指すのでしょう?

第4回 中国の巻−世界遺産の堰が危ない

プロジェクト名: 紫坪鋪ダム事業
概要:








 中国四川省、長江の支流である岷江に建設予定のダム。農業灌漑・都市用水・洪水防御・発電・環境保護・観光などの多目的ダムです。文化財産である都江堰から9km上流に紫坪鋪ダム、またその反調節として魚嘴ダムが建設予定です。国際協力銀行が約322億円の借款契約を交わしています。
 岷江には2000年以上前から利用されつづけている灌漑設備「都江堰」があり、ダムを建設することによって、これを破壊してしまう危険があります。「都江堰」はユネスコの世界遺産にも登録されており、海外にいる中国人学識者からも反対の声があがっています。また融資を決定した日本政府にも非難の声が向けられており、国会でも取り上げられました。誰がどう考えてもおかしなこのプロジェクト、私たちは日本市民としてどう考えればよいのでしょう? !!
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