（２００２年１０月30日、メルボルン、オーストラリア）

政府が大農園に対する権利を保有しているという主張にも係わらず、フィジーのセルア州の地主達は彼らの土地にあるマホーガニー林を収穫すると宣言している。

25年間の政府租借の期限が1989年に終了したと主張し、先週地主達はマホーガニー林の広がっている土地を引き継いだ。

フィージーの通信員ミカ・ロガ氏は、1964年に施行され99年間の租借権利があるという政府の主張をセルア州の地主達のスポークスマン イシレリ・ファ氏が退けた事を伝えた。

「事実であるのは、租借期間が25年間であり、その租借期間が終了したという事です。私の依頼者達はどんな形であれ、その更新を認めたという事はありません。」とファ氏は言っている。

これに対し、国家領土局は99年間の租借期間中に25年の保有権を発行した事は認めた。

国家領土局の代弁者、ニミロテ・ナイヴァルマイラ氏はこの事実が誤解を招き、セルア州の地主達によるマホーガニー林のある土地の引き継ぎを引き起こしたと言っている。

彼は国土大臣が99年間の保有期間を承認したと言い、マホーガニー林の収穫に踏み切ろうとするならば政府側も思い切った手段に出る事を警告した。