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外来種の侵入を阻止するプログラム作成がスタート
(2002年10月13日、アピア、サモア)

クック諸島、フィジー、キリバス、サモア、そしてトンガが、外来種の地域への侵入を防ぐプログラムを作成する取り組みを行っている。

これらの太平洋諸国は、世界でも植物や動物の固有種が特に多い地域であるが、げっ歯類や雑草などの外来種がこの独特な生態系への脅威となっている。

これに対処するためのプログラム作成の取り組みは国連開発計画(UNDP)のサモア事務所と南太平洋地域環境計画(SPREP)が調整役となって行われている。

環境保護に取り組む政府間組織であるSPREPのツタンガタ代表は次のように述べている。
「侵略的な外来種は、クマネズミなどの捕食性の動物か、森にじゅうたんをかけるように繁殖し鳥類の生息地を変化させてしまう固有種に直接影響を及ぼす有害な雑草類である。」

太平洋島嶼国は、人間活動による影響が及ばず、手付かずの生態系が残っている数少ない場所のひとつである。 たとえば、サモアのヌテレ島は多くの鳥類やウミガメの繁殖地であり、その生物多様性の豊かさで知られている。 こうした独特な場所が時として無意識に人間が持ち込んだ外来種の脅威にさらされており、これが生態系を変化させ、固有種である植物や動物に悪影響を及ぼすことが懸念されている。

7月にクック諸島首都のラロトンガで開催された太平洋地域保全会議では、外来種の進入は深刻な環境問題であると確認された。
UNDPサモア事務所とSPREPはこの問題に地域保全イニシアティブをもって対応しており、UNDPと地球環境ファシリティー(GEF)は共同で地域プロジェクトに関する情報を準備する業務に25,000米ドルを供与しており、この準備作業は6ヶ月間で完了される予定である。

UNDPサモア事務所の担当官であるユウ氏は、「この地域イニシアティブによって太平洋島嶼国間の協力関係や強い約束を引き出すことができるだろう。そして世界的に見ても豊かな自然の生態系を保全することができるものと見ている。」と述べている。

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