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大規模伐採に憤慨
(2002年9月23日 ポートモレスビー、パプアニューギニア)

パプアニューギニアのウエスターン州知事であるダナヤ氏は、同州で大規模な伐採が行われていることに憤りの念を表明した。 これはキドゥ大臣が、ナミビアで開催された第48回英連邦議会協会会議でスピーチを行い、伐採業者が遠隔地の事情を知らない住民を欺く形で大規模な皆伐を行い環境悪化を引き起こしたということを述べたことを受けてのことである。

パプアニューギニア国内では、ダナヤ知事とビヤマ議員がグリーンピースの活動家とともにアークティックサンライズ号に乗り、問題となっている伐採による木材輸出の現場を目撃した。

ダナヤ氏は記者のインタビューに答え、「今日目にしたことに大変な驚きを覚えた。私の州の住民はこの大規模な伐採からいかなる利益も享受していない。にもかかわらず、外国企業に伐採されたとてつもない量の木材は我々の週から船で運び出されている。我々は違法伐採に対して責任のあるものが調査を受け、しかるべき処置を受けるべきだと考える。」と述べた。

同氏は、木材運搬船であるフェアリーグローリー号にキウンガアイアンバク・プロジェクトで伐採されたと思われる木材が積まれるのを現場を目撃し、別の船であるダロング号にワオイ・グアビ伐採地からの木材が乗っているのを確認した。

グリーンピースの森林キャンペーナーであるビアンカ・ハバス氏は、環境保護団体は4ヶ月前にウェスターン州での違法伐採に対して抗議したことを明らかにし、その後に当時の首相メケレ氏がキウンガアイアンバク・プロジェクトでの伐採はこれ以後あってはならないと述べていた。

ハバス氏は、「しかし、結局何も変わっていなかった」と述べ、ソマレ新首相に、同地域での伐採を止めることで前首相が犯した「間違いを正す」ことを要求した。

ナミビアではキドゥ氏が英連邦議会協会に対し、先進国が伐採地の住民に対して森を保全するために資金を提供する制度を確立することが急務であると述べた。

同氏は、炭素クレジットや、科学調査のために外国大企業に対して原生林を借地としてリースすること、そして小規模な環境にやさしく利益を生み出すプロジェクトなどを可能なイニシアチブとして挙げた。

キドゥ氏は、太平洋の森林はほんの10年前は最も汚されていないものだったが、森林伐採は危険なペースで進んでおり、そこからの利益はほとんどないと述べた。また、「パプアニューギニアは、持続可能な方法で企業行動を管理しなければ、10年後くらいに完全に森林が奪われてしまうという公算がある。」と語った。

そして、母系社会の下で土地が管理されている地域でさえグローバル化が女性が不当な扱いを受けるようになった事実も指摘し、「女性は交渉の場でその姿を見ることはないが、社会と環境に対する悪影響から出る負担を負わされている」と述べた。

(Papua New Guinea Post-Courier/PINA Nius Online)

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