サラワクの先住民族の森から ドキュメンタリー「森の慟哭(どうこく)」

森林

プランテーション拡大の影響パーム油の消費を考えよう|DVD「森の慟哭」

――私は聞きたい。
   私がもしあなたたちの街に行って銀行を破壊したら、何が起こるでしょう?

   それは私たちの現状と同じです。
   ここは私たちが食料を得る土地であり、私たちの銀行です。
   この森が、私たちの銀行なのです。               ―――ダタビラ村 村長

トレイラー版 「森の慟哭(どうこく)」

サラワクは、かつて世界中に熱帯木材を輸出していた豊かな森を有していました。しかしその森林は急速に後退し、残された二次林も次々とパーム・プランテーションの海に飲み込まれていっています。日本は昔もそして今でも、サラワクからの木材の最大顧客です。

FoE Japanでは、一人でも多くの皆さまに、サラワクの森林をとりまく問題を知っていただくため、ドキュメンタリー「森の慟哭」(監督:中井信介、26分)を制作しました。映像ではデータやインタビューをふんだんに盛り込んで、先住民族の森の利用やくらし、それをとりまく開発の状況などを活き活きと紹介しています。

熱帯林や先住民族の権利に関心のある方、開発問題や消費者教育の教材としてもぜひご活用ください。

ドキュメンタリー「森の慟哭(どうこく)」 好評販売中
定価3,000円(消費税別)
図書館価格*:12,000円(消費税別)
* 不特定多数の方への貸出を行う場合、図書館価格となります。
⇒ 詳しいご購入方法はこちらをご確認ください。

出張講座、いたします!

パーム油と熱帯林、サラワクの森と私たちの密接なつながりについて、上映会や勉強会などを開きませんか?場所や状況に合わせ、企画段階からもご相談いただけます。

【ワークショップ・企画例】(所要時間:60分)
タイトル案:「サラワクの森林問題と日本の木材輸入」
対象:世界の森林問題に興味がある方々向け
コンテンツ:
・プレゼンテーション:データでみるサラワクの森林と日本の木材利用
・「森の慟哭」の上映(26分)
・参加者とのディスカッション(15分)
・私たちにできること(*参加者間でのロールプレイ等)(15分)

【勉強会・企画例】(所要時間:45分)
タイトル案:「身近な油から世界を見よう~パーム油と森林、先住民族の権利」
対象:消費者としての視点から環境問題を考えたい方々向け
コンテンツ:
・「森の慟哭」の上映 (26分)
・講演:パーム油って何? ~プランテーション開発の現場では~ (15分)

*上映会・勉強会には、現地活動を行なうスタッフが参ります(有料)。
*DVDの売り上げおよび上映会の開催費用は、サラワク保全のための活動に使わせていただきます。

プランテーション拡大の影響パーム油の消費を考えよう|DVD「森の慟哭」

 

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