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国産材の推進にむけて 
日本の森林認証制度の必要性について 
SGEC創設発起人会議
日本の森が危ない!間伐材を使ってください。
国産材利用推進のために、木材供給側に期待すること
1 この数年、「東京の木で家を作る会」「緑の列島ネットワーク」などのNGOや、全森連・全木連などが、国産材利用推進を訴えていますが、木材自給率は20%前後から全く回復せず、皆、運動に行き詰まりを感じています。
2 農業では、食糧安全保障や、国益を言って輸入をある程度抑えているのに、林業では全く輸入を制限しようという政治的動きがありません。これは私達としては不満であります。
3 林野庁の立場では、WTOや経産省に気兼ねが有り強く主張することができません。そこで我々NGOを巧く使って、国内林業活性化を推進してはどうでしょうか。需要家に対する啓発にのために、弱体のNGOを資金と資料作成の面でバックアップしてください。
「日本の木材・紙の消費」が世界の(特に途上国と移行国の)森林を破壊・減少させていることを、木材需要者(消費者)に知らしめること
日本はこれらの国の森林資源を搾取・略奪しています(現地住民の声)。森林の持つ生物多様性の中で生きてきた人々から生活の手段を奪っています。私達は木材需要者の倫理観・企業行動規範に訴えたいと思います。これは木材供給側だけで出来ることではありません。国際森林NGOの広報活動を林野庁や業界団体が巧く利用して戴くことを望みます。
「輸入材は環境破壊」「国産材は環境維持」ということをもっと鮮明に宣伝したら?
輸入材は途上国・移行国に限られますし、WTOにも抵触するので難しいのですが、国産材の公益的機能だけを宣伝しても、需要側は輸入材についても同じと考えてしまうので、敢えて輸入材は公益的機能を無視して伐採・輸入されているというべきです。米材も含め、海外の植林木は化学肥料や薬品を投与して生産されています。
 
輸入材と国産材の「品質と健康影響」についての比較データを、国産材が優位になるように作る
国産材の供給側は中小企業が多く、品質表示の前提となる材料分析・試験を行う余力がありません。そこで政府などが支援して、共用の試験・認定機関を作り、輸入材に対抗できる品質表示、もしくはエコマークが付けられるようにするべきです。半公的機関の「お墨付き」を付けて、需要家や消費者を、啓発・啓蒙することが重要だと考えます。日本の森が守れるから、国産材を買うべし、と説得は出来ません。そうではなく、買う側にメリットがあれば、少し高くても、国産材を買う動機に繋がるはずです。
供給側の流通構造改革:パイプを太く短く・情報提供を即時に
国産材の納期・在庫の情報が、需要側に安易に手に入りません。IT技術を駆使して、材質別に価格・納期・品質が、即時に需要家に伝えられるような仕組みにすべきです。 今の「流域」の中での流通では、市場が小さすぎるので、大都市を含んだより大きな市場で 輸入材と競争すべきであると考えます。
木造住宅の新築・建て替えの従来の常識を変えるように啓発・啓蒙する
ゆっくり建てる − 建築期間3ヶ月では、良い家は出来ない 四季を経て建てれば木材の狂いは修正され、「生き ている木材」の長所を存分に生かせる。機密性の問題も回避出来る。  
ムクの木材を使う −合板木材は健康上問題であり、再利用がしにくい。 節のある材がカッコよい、暖かい。
製紙用・原料市場を拡大する努力を、行政の支援も含め、強化すべき
国私達NGOは、リサイクル率だけで、「環境に易しい」とする製紙業界に数々の疑問を、抱き始めています。バージンパルプの使用量は減っていません、しかも建築残材のチップ化も日本は遅れているため、原料はほぼ全量、輸入です。 製紙業界もようやく、自然林木から植林木への切り替えを始めています。森林のシンクを確保するため、「森林管理」が脚光を浴びるでしょうから、この流れを利用して、間伐材のパルプ原料としての利用推進を、木材供給者は真剣に取組むべきと考えます。 NGOは製紙連合会との定期会合や、紙の大手ユーザーである、IT関連企業への、グリーン調達の推進に、力を入れつつあります。間伐材利用もこの流れに乗る筈です。
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