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2002年3月 スタディツアー報告 ―3月25日
帰国日に迷った、マイッタ!! (Written by Nさん、52歳)


 とうとう最終日。今日の予定は途中でマカティのショッピングセンターに寄ってから空港に行くだけ。『まず両替をしないとペソ(フィリピン通貨)が全くないし、MさんやIさんに借金もある。空港税も払えない』そんな事を考えながらジプニーに乗り込みぼんやりと外を眺めていると、いわゆる近代的な高層ビル街に差し掛かってきた。周辺は見慣れたごみの散乱も無く、スーツ姿のビジネスマンや高級乗用車が行き交っている。何だか昨日までと同じ国にいるという実感がない。

 やがてジプニーは、ビルの谷間の駐車場でストップ、周囲は全てショッピングビルのようだ。約1時間半の自由時間となり、各自必要なものを調達するために解散。私は、とりあえずペソを入手するために、キャッシュカードで現地の現金を引き出すことにし、その旨を告げて他の人達と別れた。ATMは道路に面して設置されていたためすぐに分かったが、VISAかMasterCardしか使えない。残念ながら今回持って来たカードはJCBだった。しかたないのでビルに入り、両替所で借金分、空港税分、若干のお土産分のペソを交換した。後は時間まで適当にブラブラしようと歩き出す。店に並んでいる華やかな品々は特に珍しいものはない。世界中どこへ行ってもショッピングセンターっていうものはこんなもんだとあまり気乗りしないながら歩き続ける。

 途中で、計算間違いでもう100ペソ足りないと気がつき、再度両替所を探す。先程の場所は遠いので近場を案内係に聞く。う〜ん、真っ直ぐ行ってロータリー(ショッピングモール内のオープンスペース。放射状の通路が集まっている。)に出たらそこを右に曲がって・・・・、何だか曖昧だがとにかく行ってみよう。ロータリーには8本くらいの通路が集まっていて、どちらへ曲がるのかよく分からない。途中もう一度聞いてやっとたどり着く。

 無事、両替はできたが、今度は自分がどこにいるのか完全に判らなくなっていた。外ならば何とかなるだろうと屋外に出てみるが、入る前の風景とは全く違う。一周すればどこか見慣れたものが眼にはいるだろうと、一回りしてみたけど全然見覚えない場所ばかり。もう少し範囲を広げて探してみる・・・。そうこうしているうちに、時間はどんどん経過し気がつくと集合時間まであと10分しかない。でも私はまだ結構楽観していた。なぁに、間もなく見つかるさ。

 ところがどっこい、歩けば歩くほど見当違いの方角へ行ってしまうらしくどうしようもない。日本でも地下鉄から降りた後よく迷子になるんだっけと思ったが、もう後の祭り。いささか、焦りだす。そこで、引率者のFさんに電話して、状況を説明し車を回してもらおうと、公衆電話へ。ちょっと待て、これって、専用カードしか使えない電話だ。他を当たろう。う〜ん、全然ないぞ、困った。あっ、あった、コイン電話だ、よかった。『あっ、もしもし、Fさん(男性)ですか?』(・・・あれ、女性の声だ、ちょ、ちょっと待て、誰だ?)。実は、Fさんが持っていた携帯電話はしばらく当地に居残るHさんに渡り、既にバギオに向かっていたのであった。

 絶体絶命、連絡の取りようがない。時刻はすでに集合時間を40分も経過、ここでウロウロしていると飛行機に乗り遅れてしまう。どうせ皆空港に行くことだしと、タクシーを拾って乗り込む。どうでもいいけど、やけに道は混んでいるし、エアコンは全然効かない。暑いのと冷や汗で、およそ40分後に空港に到着した時は汗ぐっしょりであった。95ペソを払って降り、周りを見渡すが仲間の姿は見えなかった。まだ着いていないのかもしれないと少し待っていると、見覚えのあるジプニーがやって来た。よかった、やっと会えた、皆さんすみませ〜ん。

 ところで、Fさんと大阪帰国組は? なに、まだショッピングセンターで私を待ち続けているって(大阪便は出発時間が遅い)、どうしよう。結局、Fさん達と同行しているフィリピン人のリサさんの携帯電話に連絡して一件落着。この連絡は、カード電話で行ったため、結局100ペソでカードを買う破目に。そして、最終的にペソは足りなくなってしまった。こんなことなら、追加の両替なんかしなければよかった。

 最後になって、私の軽はずみな行動が皆さんの時間を無駄にさせ、また心配もかけてしまった。それに結局ショッピングセンターで別れたままのIさんには空港で会えなくて借金も踏み倒してしまった。深く反省・・・。


3月24日 > 3月25日
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