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署名のお願い ―NGO3団体がプーチン大統領へ要望書を提出
 
2006年06月13日

豹の絶滅を招かないパイプライン終着地の選択を!
FoE Japanはじめ日本のNGO 3団体が共同でロシア・プーチン大統領に要望書を提出
署名の呼びかけも同時にスタート

2006年、このパイプラインの終着地の選択が 人間とアムールヒョウの未来を決める

シベリア-太平洋石油パイプライン計画
 
 
(画像左から、ペレボズナヤ湾のターミナル建設地に隣接するケドロバヤ-パジ自然保護区/ケドロバヤ-パジ自然保護区に生息する野生のアムールヒョウ/ペレボズナヤ湾への石油ターミナル建設案/プーチン・ロシア大統領)
 


 シベリアの大地に眠る石油を、日本をはじめとする太平洋諸国へ輸出しようというロシアの国家プロジェクト、シベリア-太平洋石油パイプライン計画。 2年後の2008年に予定されている輸出開始(ロシア太平洋岸に建設される石油ターミナルからタンカーで石油を輸出)に向け、今年2006年、ロシア側でパイプライン終着地・石油ターミナル建設地の選択・決定がなされ建設工事も始まるとみられています。

 このパイプライン事業を実施するロシア国営パイプライン企業「トランスネフチ」は、その終着地・石油ターミナル建設地としてロシア沿海地方南西部のペレボズナヤ湾を挙げています。(Perevoznaya bay, 北緯43度01分 東経131度33分付近)

 この終着地/ターミナル建設地の選択に対して昨年から既に1年以上、ロシアや各国の科学者・専門家・NGOがペレボズナヤ湾付近に生息する絶滅危惧種アムールヒョウの存在や、この海域におけるタンカー事故発生のリスクを指摘して強く反対し、より環境負荷の低い建設地、タンカー事故のリスクの小さい候補地を探す必要性を訴えてきました。(ペレボズナヤ湾がパイプライン終着地になってしまうと、ロシアの研究者やNGO、近接するケドロバヤ-パジ保護区のレンジャーの取り組んでいる豹生息地保護・生息数回復に向けた地道な仕事・活動も効果を失ってしまうおそれがあります)

 しかしトランスネフチ社が依然としてペレボズナヤ湾をパイプライン終着地・ターミナル建設地として計画を進めてきたため、その危険性をロシア大統領に伝えるべく、6月13日、FoE Japan・野性生物保全論研究会(JWCS)・WWF Japanの3団体は共同でプーチン大統領にパイプライン終着地の変更を訴える要望書を送り、報道機関へプレスリリースを送りました。

こちらのファイルをダウンロードしてご覧になれます
● 3団体共同、プーチン大統領への要望書(PDF)
● 3団体共同プレスリリース(6月13日)(PDF)

同時に、この要望に賛同して頂ける方の声をプーチン大統領・ロシア政府へ届ける署名運動も同時にスタートしました。以下のファイルをご覧の上、是非ご参加下さい。
● 署名書式(3団体共同呼びかけ)(PDF)
● (資料)シベリア-太平洋石油パイプライン計画、これまでの動き(PDF)


なお、シベリア-太平洋石油パイプライン計画の最新情報につきましては、こちらのブログもご利用ください。

共存できるか、人間とアムールヒョウ シベリア石油パイプライン計画と日本
Leopards of the Bay ☆ 2006年、パイプライン終着地の選択が人間と この豹たちの未来を決める



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担当 ロシアタイガプログラム 野口 栄一郎/EIICHIRO NOGUCHI

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