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5月16日 炭焼き1日体験

煙の問題がありお休みしていた炭焼き、ひさびさの開催でした。今回は、炭材を窯に詰めるところから、火を焚いて窯の温度を見ながら炭化させていく工程の1日体験。秋から宇津木の森で伐採した竹とエゴノキを使い、竹はドラム缶窯で、エゴノキは伏せ焼き窯で焼きました。

炭焼きは火をつけるまでが忙しく、いろんな作業があります。炭焼きは初めてという人が半分以上でしたが、ベテランの指揮のもと、粘土づくりや焚きつけ用の材料準備など、みんなで分担して順調に進みました。火をつけたらひと段落。ゆっくり窯の温度を上げていきます。

お昼の準備でもしようか。とTさんが味噌汁を作ってくれました。竹を伐り出して、お椀とお箸もつくることに。竹のお椀でいただく味噌汁はおいしい!と大好評でした。

午後は窯まわりの仕事はあまりないので、窯の温度は気にしながら、炭材づくり。また竹を伐り出し、ドラム缶の長さに揃え、割って節をとる作業。たくさんできました。でも気づいたら、ドラム缶窯の温度が一気に上がってしまい、すぐに空気穴をふさぎました。うまくできているか心配・・というところで炭焼き1日体験は終了したのでした。

 
 
ドラム缶に竹を詰める
伏せ焼き窯にエゴノキを詰める
粘土用の土を集める
ふるいにかけるのも力仕事
 
粘土はフタのまわりに使います
火入れ開始
伏せ焼き窯は炭材の上と焚き口で
けむい・・・
ドラム缶は焚き口で火を焚く
 
昼の味噌汁用に、竹のお椀と箸
午後は炭材づくり
こんなにできました
 
温度上昇!あわてて通風口をふさぐ
竹酢・木酢液もとれました
居残り組の夕食、カレー作りました
     

その後の報告――。伏せ焼き窯はゆっくり炭化が進み、夜10時ごろ空気穴・煙突をふさいで終了。翌日昼すぎ、ドラム缶・伏せ焼きとも、炭を取り出しました。

心配していたドラム缶窯。フタを開けると・・ちゃんとできていました。温度が上がりすぎたため、ちょっと軽い炭になりましたが、成功です。伏せ焼きもうまくできました(窯がまだ熱く、開けたらパチパチと火がついたので、すぐ閉め、後日取り出すことにしました)。

できた炭は宇津木の小屋に運んであります。参加されたみなさん、ぜひ完成した炭を見に来てください。おすそわけします。

     
できあがりはご覧のとおり。いい炭ができました。
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