７月24日〜29日、19回目のツアーを行いました。今回は日差しの強さと暑さ、時季外れの強風にも遭い緑化作業には厳しい気候でした。それでも多少作業内容を変更するなど調整しながら、３つの村での活動を中心に、ほぼ予定通りの活動ができました。

現地は今年とても雨が多く、ツアー前日には激しい雨でひょうも降ったとのこと。例年とは違って湿度も高く、ツアー中も蒸し暑かったです。雨が多いおかげで草がぐんと増え、緑化にはうれしいことです。

19次隊の最初の活動はダチンノール村。地元の小学生とポット苗を植えたり、広い活動地を歩いて緑化の経過を見学しました。太陽の下でたくさん働き、たくさん歩き、初日からハードな活動になりました。

＞ ダチンノール村での活動

次は、リャンサップ村での植樹活動。2005年に緑化を始めた活動地は草も増え、だいぶ回復しています。砂が飛ばなくなってうれしいのですが、植えたばかりの小さな苗が草に負けないように、という心配も出てきました。

午後は南ガラタシ村へ。今年開始した活動地で、回復を始めた１年目の様子、ダチンノールやリャンサップとの違いを見ていただきました。午後から風が強くなり、砂嵐のような飛砂も体験できました。

＞ リャンサップ村の活動　　
＞ 南ガラタシ村緑化地見学

最後は西ハイスカイ村へ。この日も強風で春の砂嵐のようでした。ゴーグルの準備をしておけばよかった・・・そんな状況のなか、砂の流動を抑えようと草方格づくりに取り組みました。

＞ 西ハイスカイ村での活動

写真レポートは各活動地のページをご覧ください。緑化活動のほかにも、砂丘地帯や自然保護区の見学、乗馬体験や町の散策など、砂漠化地域のいろいろな自然・生活に触れることができました。

いちばん暑い時期の活動でしたが19次隊の皆さん協力で、いい活動ができました。どうもありがとうございました。