気候変動による損失と被害 スリランカ

気候変動
スリランカ地図

スリランカでは、最近2、3年で降水パターンが著しく変化し、乾燥ゾーンでは干ばつ、湿潤ゾーンでは豪雨が増えています。
FoE Japanは2014年10月中旬、内陸北東部のポロンナルワ地方で気候変動影響に関して聞き取り調査をおこないました。
通常この地域では10月から翌年3月までが雨季、3月から9月までが乾季とされていました。
ところが、今年9月下旬に突然の豪雨があり、畑で乾燥させていた玉ねぎがダメージを受け、売り物にならなくなってしまいました。
また、その後は2週間ほど日照りが続き、村の水路は干上がってしまったのです。
10月はコメの作付の時期ですが、ため池の水位が低く、農作を始められない…
農民組織のリーダーや地域の農民の話では、このような変化は特にこの2,3年で顕著だといいます。
収入が減り、貯金を切り崩しての生活。政府からはわずかな食料や飲料水の配分があるのみということでした。

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人々の声

気候変動の影響を受けるスリランカの人々の声を可視化するため、FoE Japanは証言を集め、映像に記録しました。

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