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地元インクワイラー紙 2010月1月22日記事
準備進む サンロケダムに対する更なる訴訟申立て

フィリピン・デイリー・インクワイラー紙
2010年1月22日(金)


パンガシナン州リンガエン発――州政府は、昨年10月にサンロケダムの放水のため、パンガシナン州で60人以上もの死者を出し、資産や作物を損壊させた咎で、同ダムの所有者と管理者に対する更なる訴訟の申立てを準備中だ。

「闘いはまだ終ってはいない。64名が死亡し、その主要な原因がサンロケダムのでたらめな放水によるものだったという事実に対し、私達は単に眼を閉ざすことはできない。」と、Geraldine Baniqued同州司法担当官は、水曜に述べた。

パンガシナン州の弁護士らのグループは、12月までに、ダムの管理者と所有者であるサンロケパワー社(SRPC)とフィリピン電力公社(NPC)に対し、集団訴訟を起こした。

パンガシナン州東部の農民グループの幹部らは、SRPCとNPCに対する別の訴訟の準備がほぼ完了したと述べた。

Baniqued氏は、洪水で亡くなった犠牲者の遺族が刑事訴訟を起こすのを州政府は手助けする、と述べた。彼女は、訴訟申立てが遅れている唯一の理由は起訴料の額である、と述べた。

「州災害調整評議会(PDCC)の公式レポートによれば、州の損害額は計49億ペソだった。私達は9,800万ペソの起訴料を支払わなくてはならない。」とBaniqued氏は述べた。

彼女は、州政府の料金の支払いを免除するよう、彼女が最高裁に要請した、と述べた。

ロサレス町では、パンガシナン州灌漑組織連合の代表Oftociano Manalo氏が、彼のグループは訴訟を起こす前に、現在、洪水に関する下院の調査の結果を待っているだけだ、と述べた。

Manalo氏は、ダムからの余剰水を放流した責任者らが突き止められなくてはならない、と述べた。

洪水に関する調査をしている下院委員会の委員長を務めるパンガシナン州選出の下院議員Mark Cojuangco氏は、彼が調査の最終報告書の草稿を持っており、幾つかの詳細な点を調査しているだけだ、と述べた。

(Gabriel Cardinoza署名記事)  
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