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サンロケダムの貯水開始に対する抗議文を送ってください!
2002年8月14日

 多くの問題を抱えたままサンロケダムの貯水を開始した事業主体者・サンロケパワー社の出資社である丸紅と関西電力、またこの事業への融資を行なった国際協力銀行(JBIC)に抗議文を送ってください。

 下記フォーマットを使用していただいても、ご自由に文面を変えていただいても結構です。皆様からの一声をぜひお願いします!

●メールで送ってくださる方は

 担当部署や担当者の直接のメールアドレスが分かりませんので、下記のホームページの「ご質問」の部分に「抗議文」を貼り付けて送ってください。

   丸紅:
     https://www.marubeni.co.jp/question/index.html
   関西電力(地球環境情報):
     https://www2.kepco.co.jp/A61/inquiry/m7.html
   国際協力銀行:
     https://www.jbic.go.jp/japanese/opinion/index.php


●ファックスで送ってくださる方は

  下記フォーマットの抗議文を使用される方は、お手数ですがご自身で印刷してFAXしてください。

   丸紅環境インフラ事業部(営業部):
     03−3282−3230
   関西電力企画室:
     06−6441−8598
   国際協力銀行(報道課):
     03−5218−3956


--------------★丸紅・関西電力送付用フォーマット--------------
  注)最下部にお名前・所属などをお書きください。



2002年XX月XX日
丸紅株式会社 取締役社長 辻亨殿
関西電力 取締役社長 藤洋作殿


フィリピン・サンロケ多目的ダム貯水開始についての抗議および要請


  フィリピン、サンロケ多目的ダムの貯水が8月8日に開始されました。当事業は、貴社の出資で設立された現地法人サンロケパワー社が事業主体となって進められて参りました。当事業は、これまで先住民族の権利、土砂堆積による流域の村への影響、流域住民への影響、流域住民の十分な生計手段の確保などの点から、長期にわたりその問題点が指摘されてまいりました。7月5日には、公共事業チェック議員の会から国際協力銀行へ融資凍結を求める申し入れがなされ、さらに日本の一般市民からも融資凍結を求める要望書には多くの賛同が寄せられております。

 このような状況の中、底流口を塞ぐ工事が、情報が公開されないまま抜き打ち的に行われ、8月8日から貯水が開始されたことに対し、以下の点から強く抗議いたします。

 1)貯水開始にあたって、現地住民がこれまで求めてきた、先住民族の権利、土砂堆積の影響、流域住民への影響、生計手段の確保などの問題について、何ら解決が図られていません。

 2)貯水のプロセスの一環である立ち退きに関して、「強制的に立ち退きが行われた」と現地住民が証言しており、住民の人権は全く無視されていると言わざるを得ません。

 事業主体への出資企業として、以上の点を重く受け止め@速やかにサンロケパワー社に対し貯水を中止するよう求めること、A主体的に強制立ち退きに関する事実究明を速やかに行うこと、B住民が懸念している問題の解決に取り組むこと―を強く要請いたします。
 
以上

名前:
所属:
連絡先:


--------------★国際協力銀行用フォーマット--------------
  注)最下部にお名前・所属などをお書きください。



2002年XX月XX日
国際協力銀行
総裁 篠沢恭助殿


フィリピン・サンロケダム 貯水停止と融資凍結についての抗議と要請


 フィリピン、サンロケ多目的ダム事業に関しましては、これまで先住民族の権利、土砂堆積による流域の村への影響、流域住民への影響、流域住民の十分な生計手段の確保などの点から、長期にわたりその問題点が指摘されてまいりました。7月5日には、公共事業チェック議員の会から融資凍結を求める申し入れがなされ、さらに日本の一般市民からも融資凍結を求める要望書には多くの賛同が寄せられております。

 このような状況の中、底流口を塞ぐ工事が、情報が公開されないまま抜き打ち的に行われ、8月8日から貯水が開始されたことに対し、以下の点から強く抗議いたします。

 1) 貯水開始にあたって、現地住民がこれまで求めてきた、先住民族の権利、土砂堆積の影響、流域住民への影響、生計手段の確保などの問題について何ら問題解決が図られていません。

 2)国際協力銀行は、貯水開始にあたって、強制排除は行わないようフィリピン政府に申し入れたことを明言しました。しかし、貯水のプロセスの一環である立ち退きに関しては、「強制的に立ち退 きが行われた」と現地住民が証言しています。これは、先の日本政府およびJBICの申し入れとは大きく異なるものです。

 このような観点から、以下のような対応を強く要請いたします。
1)JBICはフィリピン政府に対して、直ちに貯水を停止するよう求める。
2)JBICは主体的に、強制立ち退きに関する事実関係を早急に究明する。
3)JBICはサンロケ多目的ダムへの融資を凍結する。
4)JBICは早急に現地住民が懸念している数々の問題点の解決を図る。
 
以上

名前:
所属:
連絡先:


 プレスリリース (2002.08.09)
 「フィリピン・サンロケダム 抜き打ちで貯水開始」

 https://FoEJapan.org/aid/jbic02/sr/press/20020809.html

 地元の住民組織からの声明文 (2002.08.05)
 「貯水予定地の破壊と強制立ち退きに訴えたサンロケパワー社」

 https://FoEJapan.org/aid/jbic02/sr/statement/20020805.html

 地元の先住民族・住民グループからの声明文 (2002.08.09)
 「サンロケダムの貯水中止を! サンロケダムの操業をストップして!」

 https://FoEJapan.org/aid/jbic02/sr/statement/20020809.html

 地元の先住民族・住民グループおよび国際環境団体からの要望書 (2002.08.12)
 「サンロケダムの貯水中止を! サンロケダムの操業をストップして!」

 https://FoEJapan.org/aid/jbic02/sr/letter/20020812.html  
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