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第七回環境関連フォーラム in札幌 報告 (2005年4月22日)



フィードバックの内容、前回から改善されず


当日、会場には北海道各地から50人くらいが参加しました。まず「生物関連」に ついて、フィードバックが行われました。過去2回のフォーラムで、JBICはより具体的で科学的根拠のある内容をフィードバックし、資料として配布するよう参加者から要望されていましたが、結果的には3月25日に東京で行ったのとほぼ同じ内容で、口頭での説明部分が前回より多く資料に書きこまれていただけでした。

特に追加された情報は、25日にFoEJがレターで回答を要求した「パイプラインがサケの産卵する河川を横断することへの違法性」と「アニワ湾の土砂投棄」についてです。(※3月25日にFoE Japanが提出したレター


前者はまだ確認中とのことで、後者は「土砂投棄の影響の調査結果については EIAアデンダムに記載予定。漁場、投棄地点の位置関係を示す図も記載され、投棄場所は比較対象検討して選定している。浚渫の期間は限定(9月〜4月の末 までサケの産卵時期を避けている)。半径200メートルの範囲内での投棄。 浚渫工法の工夫などをすれば、漁業資源への影響は軽微と予測。パブリックヒアリングは昨年8月23日にコルサコフで開催。ロシア天然資源省から許可を得た。投棄量は240万トンではなく173万トン?以内で行っている」といった内容の回答がありました。投棄の時期や規模に関して、SEICは昨年8月の 説明会で伝えたということでした。(しかし、この説明会は開催方法に問題があるという理由で、参加した人はあまりいませんでした)

また「油流出関連」に関して、前回口頭で説明した内容を配布資料にし、再度フィードバックを行いました。

懸案の結氷期における対策に関して、「ある程度の知見はある。今後、オホーツク沿岸の個別の説明会で対応していく」と言いました。また、3月11日の札幌フォーラムで取り上げられたETVシステムについて、海保が対応していくという発言がありました。

その後、質疑応答になりました。
当日の様子をFoEJapanでまとめました。詳しい内容は以下からご覧下さい。




*議事録、当日の配布資料はJBICのホームページに掲載されています。


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