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パブリックミーティングに関する要請書に対するJBICからの回答
3月10日付けで提出したパブリックミーティングに関する要請書(賛同レター)に対してJBICから回答がきました。

賛同レターでは「JBICが融資基準を具体的に説明し、日本国民に妥当性を問うためのフォーラムの開催」「関係者の理解や納得が得られる状況を作り出すこと」などを要望しましたが、一方で、JBICの回答によるとパブリックミーティングは「多くの人の意見を聞くことが重要」という位置づけです。

札幌でのミーティングは、朝の10時スタート。札幌以外に住んでいる方々、特にオホーツク沿岸の方々の参加が困難になることが想定されます。また、プロジェクトの進捗状況の説明があるようですが、前回サハリンエナジー社がフォーラムに同席した際、説明に約1時間要したという経験があります。同時通訳が入ることも考えると、参加者に与えられる時間はわずかです。

このミーティングの進め方や位置づけには疑問を抱かざるを得ません。

JBICのホームページ上に、JBICとサハリンエナジー社によるパブリックミーティングを、札幌で4月10日(月)10:00〜、東京で4月12日(水)14:00〜の日程で開催するとのアナウンスが掲載されています。

https://www.jbic.go.jp/autocontents/japanese/news/2006/000034/index.htm

以下、JBICからの回答を掲載しました。

 
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2006年3月17日

国際環境NGO FoE Japan

 サハリンII石油・天然ガス開発事業 環境影響評価補遺版公表後の当行の対応に関し、2006年3月10日付けご意見を拝受致しました。

 当行は一昨年来、生態系や油流出事故への対応等を中心に、日本で関心をお持ちの皆様の御意見を伺うことを目的として、数回に亘り環境関連フォーラムを開催して参りました。また、これらの内容を他の金融機関と共有するとともに、サハリンエナジー社に対して対応を求めて参りました。これを踏まえ、サハリンエナジー社は、自社のホームページや北海道内の公共図書館(稚内、紋別、網走、江別)にて環境関連資料を公開し、希少動物や油流出事故への対応等の越境する影響に関連する資料についても、日本語に翻訳された資料を併せて公開しております。

 資料の公開を踏まえ、一両日中にパブリックミーティングの開催要領が、本行ウェブサイト(https://www.jbic.go.jp/)ならびに主要紙の広告に掲載される予定です。貴団体からの参加もぜひ御検討頂ければと思います。また、今回のパブリックミーティングは、サハリンエナジー社からプロジェクトの進捗状況を説明するとともに、本件に関心をお持ちの皆様のご意見を伺うことで、当行の融資判断の参考とする機会と位置付けております。当行としてはより多くの関係者にお集まり頂き意見交換をすることが重要であると考えております。

 また、今回のパブリックミーティングにおいても、参加者の皆様から広く御意見をいただけるよう時間が確保されておりますが、より多くの方々の御意見を伺わせて頂くため、特定の参加者によるプレゼンテーションは想定されておりません。

 まずはレターへの御回答まで。

国際協力銀行
総務部広報室長

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