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サハリンU 東京および札幌において計画されている9 月の会合について書簡をSEICに提出
2003年9月16日

サハリンU石油・天然ガス開発事業
東京および札幌において計画されている9 月の会合について
書簡をサハリンエナジー・インベストメント社(SEIC)に提出


 サハリンエナジー・インベストメント社(SEIC)は、9月24日に東京でNGOとの会合を持つことを提案しました。この提案を受け、関係の方々と話し合い、9月16日に以下のような書簡をSEICに提出しました。会合のあり方やこれまでのSEICの対応に大きな疑問を感じ、このような状態では意味のある会合を持つことができないと考えたからです。


*要望書は下記をご覧ください。

2003年9月16日

サハリンエナジー・インベストメント社
広報渉外マネージャー
ジェリー マシューズ様

 
東京および札幌において計画されている9 月の会合について


 9月5日にはお会いでき、光栄でした。FoEJでは、9月24日に東京でSEICにより予定されている会合の提案について、同僚の方々と話し合いました。そして、以下のような理由から、現段階で提案されたような会合を受け入れることはできないとの結論に達しました。現在の状況のもとでは、建設的な協議は達成されないと判断したからです。私たちは、計画されている会合が適切な方法により開催されるようSEICに再考を求めます。

a. 私たちは、これまでSEICに送付した書簡(「ESHIAに基づく協議に関する要望(2003年6月12日)」「ロシア・サハリンU石油・天然ガス事業に関する要望書(2003年7月10日)への回答を未だ一切受け取っていません。SEICは他のグループ、北海道野生生物保護公社から送付された質問や要請にもまた、回答していないと聞いています。

b. SEICは未だ日本語での完全な文書を準備していません。SEICは第2期工事のOSRPとESHIAのわずか30ページの概要を日本語に翻訳したのみです。概要には詳細な情報は記載されていないため、議論をするためには明らかに不十分です。SEICは少なくとも第2期工事のOSRPと野生生物および漁業に関する文書を日本語に翻訳するべきです。

c. 貴殿(マシューズ氏)は、SEICは日本での協議を通じて事業の変更を考慮するつもりはないとはっきりと述べました。緩和策を取ることには合意されましたが、SEICは深刻な影響を避けるためには、事業の変更のみが緩和策となり得る場合があることを理解すべきです。

d. SEICは9月の一連の会合のために来日するスタッフの名前を挙げました。これに野生生物の専門家が一人も含まれていないのは、奇妙に思われます。なぜならば、SEICは日本で議論されるべき主要な問題のひとつに野生生物への影響を挙げているからです。

e. 私たちは、SEICが北海道の一般市民のための公開協議の開催を計画しないことが理解できません。北海道市民、特に沿岸に住む人々は事故がおきたとき非常な影響を受けます。SEICは、企業が法的に要求されていなくとも、説明責任を果たすべきです。さらに、私たちはSEICが北海道会合で計画していることが理解できません。SEICは以下のような理由から同様に計画を変更すべきです。

f. SEICは札幌での会合の参加者を制限しています。例えば、北海道大学には異なった分野の専門家がいるにも関わらず、参加者の人数を2名に制限しています。SEICは独断的に参加者を制限すべきではありません。

g. 北海道の一般市民、NGO、専門家の会合/協議への参加の機会がありません。SEICによって招待されたいくつかの政府関係者のような参加者だけに限定されています。

更に、私たちはこれらの会合がどのようなものなか疑問に思っています。その都度、いわゆる会合という言葉を使い分けているように感じます。9月5日に貴殿にお会いした際、貴殿はこの会合がSEICによる「説明」だとはひと言も言われませんでした。しかし、招待状によると札幌の会合は「説明会」であることが判明しました。これは私たちにとっては不可解なことです。

早期の回答をお待ち申し上げております。


神崎尚美
国際環境NGO FoE Japan
〒171-0031 東京都豊島区目白3-17-24-2F
TEL: (03)3951-1081 FAX: (03) 3951-1084
E-mail: kankan@foejapan.org



CC :
SEIC ジュリアン・バーンズ様
EBRD 藤本 進様
EBRD アリスター・クラーク博士
JBIC 天川 和彦様
財務省 石井 奈穂子様
財務省 水野 哲昭様
経済産業省 竹上 嗣郎様
外務省 入谷 貴之様
環境省 鈴木 明様


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