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『講演録・資源開発と先住民族の権利』発行

2007年度、3回にわたり開催したセミナーの講演録。FoE Japan ではこれまで、日本が関わる海外での開発プロジェクトの事例をモニターし、環境や社会への影響や問題の解決に取り組んできました。これらには石油・ガス開発、鉱物資源開発など資源開発プロジェクトも含まれます。

最近では資源価格の高騰が身の回りでも強く感じられるようになりました。日本はエネルギー資源また鉱物資源が乏しく、海外からの輸入に頼らざるを得ない状況です。そのため日本政府は日本企業と共同で資源確保に力を入れ、開発を後押ししています。

そういった資源開発は多くの場合、資源国に富ばかりではなく、自然環境破壊や強制移転など様々な問題を引き起こします。その地を先祖代々所有している先住民族が影響を受けることも多く、文化・伝統の破壊まで引き起こします。

私たちの生活に必要なエネルギー・鉱物資源の開発が、地元の文化・環境・生活を壊している――日本であまり知られていない実態、先住民族の人々の思いを多くの方に伝え、日本の私たちにできることを共に考えた連続セミナーの講演録です。(A4版・50ページ)

 

【発行】 2009年01月|FoE Japan
【価格】 500円(送料別)


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<目次>

講演者プロフィール

連続セミナー第1回
 ジョアン・カーリング(コルディレラ民族連合)
 先住民族の権利保護に関する国際的な動きとフィリピンの実情

連続セミナー第2回
 ラファエル・マプー氏(レヴヌー事務局長)
 天国に一番近い島ニューカレドニア ニッケル開発による先住民族の危機
 藤岡 美恵子氏(法政大学・同大学院非常勤講師)
 先住民族の権利保護をめぐる国際的な動向

連続セミナー第3回
 谷口 正次氏(資源環境ジャーナリスト、国連大学ゼロエミッションフォーラム理事)
 資源を巡る世界の動向と求められるリスクマネジメント
 シャンタ・マーティン氏(オックスファム・オーストリア、マイニング・オンブズマン)
 鉱山ブームのなか、権利は損なわれるか?
 ニモ・バッシー氏(FoE ナイジェリア)
 資源の開発とコミュニティの苦難
 波多江 秀枝(FoE Japan 委託研究員)
 フィリピン・ニッケル製錬事業
 岡崎 克彦(国際協力銀行環境審査室室長)
 日本企業に求められる環境社会配慮とは〜国際協力銀行の経験より

パネルディスカッション要旨
 現地での被害 知らないではすまされない日本企業〜企業に求められることは何か〜
 パネリスト:谷口正次氏、シャンタ・マーティン氏、ニモ・バッシー氏、波多江秀枝、岡崎克彦氏
 ファシリテーター:樋口博子(地球・人間環境フォーラム客員研究員)

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