FoE Japan とは

ABOUT US

FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)は、地球規模での環境問題に取り組む国際環境NGOです。世界73ヵ国に200万人のサポーターを有する Friends of the Earth International のメンバー団体として、1980年から日本で活動をしています。

気候変動や森林破壊、大規模開発による環境・人権問題、脱原発・脱石炭など、幅広く政策提言活動を行っています。「日本の政府、企業、私たちの生活が関わって起きる問題だからこそ、私たちの力で解決したい。」この思いを大切に、問題の現地の人々や自然に寄り添った活動を展開しています。

FoE Japanの活動ビジョン
(見たい未来) 

地球上のすべての生命(人、民族、生物、自然)が互いに共生し、尊厳をもって生きることができる、平和で持続可能な社会を目指します。

FoE Japanの活動理念

公正・公平な社会 Justice

民主的かつ公正・公平な社会を実現します。

自然との共生と世代間の公平性 Sustainability

自然と共生し、現在の地球上の資源や環境を将来世代もが享受できる仕組みを実現します。

人々の主権 People Power

多様なセクターが連帯することで大きなうねりを生み、市民が社会の意思決定をできる社会を実現します。

しくみを変える System Change

環境・社会問題を生み出している既存の仕組みに対して挑戦し、解決のための仕組みをつくります。

FoE Japanのアプローチ

調査する

現地の人々の視点に立って環境問題の実態と根本原因を調査・分析します。

提案する

日本の市民団体として、日本が関与して生じた問題を生み出している既存のしくみ(政策/モノや金の流れなど)を変えることを政策決定者に提案します。

うねりを起こす

国内外の各分野・各地域の団体と、共通の問題に対して連携し、より大きな力で行動します。

流れを変える

社会のダイナミズムを活かし、よりよい社会を求める人々の想いと情熱で変化を実現します。

FoE Internationalとは 

Friends of the Earth(FoE)は、米国の環境運動家デビッド・ブラウアーが1969年に米国で立ち上げた環境団体です。「国際的な環境保護のネットワークを作りたい」という彼の呼びかけに応じたフランス・スウェーデン・英国の仲間が集まり、1971年に「FoE インターナショナル(FoEI)」 が創設されました。

その後、新自由主義の広まりや先進国が途上国を搾取する構造の拡大、世界的な環境汚染の悪化などを背景として、南側の諸国(グローバルサウス、いわゆる発展途上国)や旧共産圏からの参加が相次ぎ、「先進国に偏らないネットワーク」というFoEの基本理念が確立されるに至りました。1986年には、これまで先進国で開催してきたFoEIの総会を初めてグローバルサウス(マレーシア)で開催。その頃にはメンバー団体が31に増えていました。

2021年現在、本部をオランダ・アムステルダムに構え、73のメンバー団体が加盟する、世界最大規模の草の根のネットワークに成長しました。それぞれのメンバー団体は独立して活動する一方、気候正義やジェンダー正義、利益のために環境や人々を犠牲にする新自由主義に対抗し、国を超えて共同で活動を展開しています。

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