| 情報公開と交渉プロセスへの参加に関する外務省の回答
今回の意見交換の中で、情報公開が極めて少ないとのNGO側の指摘に対し、外務省の説明は以下のようなものだった:
WTOの交渉では、多くの場合多数派工作が必要となるため、日本のポジションを明確に宣伝して賛同国を増やす必要がある。そのため、日本政府も各種PAPERを積極的に公開していくのだが、2国間交渉の場合は利害関係がまともに相反するので、日本の手の内を予め公開すると交渉は不利となる。従って、交渉中日本のポジションはなるべく交渉当事者の間だけに留めておきたい。これは国益のためであり、交渉終了後でないと公開は憚られる。また、相手国に不利益を与えるかもしれない情報がある段階で、勝手に公開するわけにも行かない。ということであった。
交渉プロセスへの参加については、外務省側の認識が薄く、今回は単なるNGOからの申入れに終わった。交渉上不利になる事が懸念されるので、パブリック・コメントを行うような対象ではないと考えているようだ。
NGO側は、政府と一部の産業界だけでこれを推進した場合、思わぬ所で「人権侵害」「国益損害」が発生した過去の例を上げて、外務省側に再考を促した。
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