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3月10・11日

秋から続いた月いち炭焼きも、これが最終回。今回も、リピーターを中心にドラム缶炭焼きからスタートしました。炭材をびっしり詰めたら、次が大事なポイント。フタのまわりの隙間を粘土でしっかりふさぎ、フタとブロックの間も土(砂)を隙間なく入れました(前回うまくいかなかったのは空気漏れが原因のよう)。

順調に作業が進むなか、「伏せ焼きは?やらないの?やろうよ。」という声が上がり、急遽伏せ焼きもすることに。炭材の準備から取り掛かりました。細い竹をまるのまま(割らずに)並べ、トタンと土をかぶせて、焚き口で火をおこす。スタートは遅かったけど手間はかからないため、昼食前に火をつけるところまでできました。

午後はオイル缶炭焼きの炭材準備〜炭材詰め、新しい竹を伐り出して箸やごはんを炊く釜や灯ろうを作ったりして過ごし、あっという間に夕方になりました。

泊まり組は夕食後、火の番へ。雨対策のテントの下で、夜の部スタートです。ドラム缶は片方は夕食前、もう片方は夕食直後に火を止めるという早い終了でした。一方の伏せ焼きは、白い煙がつづき、煙の温度もなかなか上がらず、長丁場に・・・火を止めたのは夜中3時!最後まで残ってくれた皆さん、お疲れ様でした。 ↓つづく

 
 
ドラム缶に炭材を詰める
隙間に粘土をびっちりつける
ブロックを並べ、焚き口で火をおこす
 
急遽やることになった伏せ焼き
さくっと準備完了、火をつける
午後はオイル缶炭焼き準備
 

2日目は朝から激しい雨。。。でも雨のち晴れという予報どおり、だんだん弱まり、昼にはいい天気になりました。オイル缶炭焼きは早いスタートで早いペースで進行。これまで炭を取り出せずに時間切れという苦い経験をしてきましたが、ようやくペースがつかめました。

煙がおちついたところで、バーベキューと竹で炊いたごはんでランチタイム。竹ごはんはやっぱりおいしい。ほか、焼いも、焼きバナナ、焼きししゃもが好評でした。

 
早いスタート、オイル缶炭焼き
フタをして、炭化も順調にすすむ
バーベキュー、手作りの竹箸で
 

昼食後、ドラム缶・伏せ焼き・オイル缶の順に、炭を取り出すことに。まずドラム缶。フタをはずし、窯の中をのぞいてみると、赤く燃えている部分が。前回と同じです。水をかけ火を消しながら取り出すと、炭そのものは硬くていい炭のようで、ひと安心。

次に伏せ焼き。上に盛った土をおろすと、トタン板はずっと下に沈んでいました。その下に炭はあるのか・・・トタンを外すとそこには!炭は煙突に近いところだけ。あとは灰になっていました。残念。でも炭の量は前回の失敗より多かったので、ちょっと前進したかな。できた炭はいい炭で、丸い形のまま炭になったものもけっこうありました。

そしてオイル缶。火を消してから冷ます時間も充分とれて、3窯すべて炭を取り出せました。出来も上々。最後は、お土産用の炭を選んで持ち帰ってもらいました。残りの炭は、粉にして土壌改良に利用する予定です。

こうして今年の炭焼きは無事終了。・・ですが、ドラム缶炭窯がやはり調子悪いので、近いうちに作り直すことに!裏側、煙突部分から空気が漏れてしまうようで、=解体し、ドラム缶の位置を修正し、また組み立てる、という1月と同じような土木作業になる見込みです。引き続き、応援よろしくお願いします。

 
あっ、燃えてる!
水をかけながら炭を出しました

伏せ焼き。沈んだトタン板を外すと

 
炭(奥)と灰(手前)
できた炭はいい炭でした
オイル缶の炭も完成
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