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炭焼き・ドラム缶炭窯制作  4月16-17日

八王子市の大学セミナーハウスで2日間、炭焼きと炭窯づくりを行いました。
森の産物利用で里山再生を――ということで、宇津木の森で伐採された竹や雑木を利用した炭焼きが本格的に始まりそうです。

ドラム缶の炭焼きは、覚えれば素人でもできるようになるそうです。多摩炭焼きの会の高橋哲男先生の指導で、竹炭を焼きました。

ドラム缶いっぱいに竹を詰めたら焚き口で火を焚き、中の温度を上げていきます。中の温度が275度まで上がると、自然に炭化が始まるので、火を焚くのをやめ、焚き口を小さな通気の穴にします。火をつけてから10〜12時間で炭化が終了。煙の色が変わるのを合図に通気口と煙突をふさいで火を止めます。

ドラム缶の中は見えないので、煙の色や温度で中の状態を判断します。季節や天候に応じた微調整も必要だそうなので、経験を積まないとむずかしいところもありますが、手順はひと通りつかめました。

 
 
ドラム缶に炭材の竹を詰める
隙間なく詰める高橋先生の技
窓つきのフタをします
 
焚き口で火を焚き、熱を送る。
煙突から煙が出るよう、あおぐ
中が275度になったら
焚き口を小さな通気口に
あとは自然に炭化が進みます。
 

炭を焼いている間は、ドラム缶炭窯づくりを行いました。今ある窯のように、ドラム缶を2つ並べた炭窯を作ります。

ドラム缶を置く位置・置き方など、やってみてやっぱりああしよう、こうしよう、と作業は試行錯誤の連続でしたが、設置がほぼ完了しました。ドラム缶の下に敷くブロックを運んだり、土を集めたり、かなりの力仕事でした。

焚き口の加工と屋根の取り付けをして完成となります。完成後は、宇津木の森から炭材を運んでいつでも炭焼きできるようになります。

 
整地済みの設置予定地
煙突用の穴をあける
試行錯誤の位置決め。廃材の
ブロックを敷き、湿気を防ぐ。
煙突はこんな感じに
ドラム缶に断熱材を巻く
うしろには土留めをつくる
あとはひたすら土掘り・土運び。
ほぼ完成の写真。
焚き口の加工と屋根を残して終了
こちらは昨晩火を止めた炭窯。
竹炭はうまくできているか?
いい炭ができました!
カランカランといい音がします
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