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 FoE Japan「森のプレゼント」事業開始について記者発表
2005年1月11日
〜地域の木で公園のベンチを〜
 『森林は二酸化炭素の吸収源で、育った森を伐採して木材として長く利用することは、
 地球温暖化の防止に役立ちます』

FoE Japanは、森林の適正管理、木材の適正な利用を呼びかける「フェアウッドキャンペーン」を行ってきましたが、地域レベルでの活動の一つとして、国内の木材供給を再構築するための「森のプレゼント」プロジェクトを東海地域で始めることになりました。

地域の森を持続可能な形で伐採利用していくことが、地球環境にプラスとなることを積極的にPRするため、「森のプレゼント」事務局は、事業の参加者に環境ポイント「環」を発給し、「環境波及効果」を評価するとともに一定期間ごとに表彰します。

事務局では、地域材の利用プロジェクトを「森のプレゼント」事業として認定し、それぞれのプロジェクトにはずみをつける資金については「環境投資者」に広く協賛を呼び掛けます。環境波及効果を定量的に評価できることから、環境活動に熱心な企業や団体からの寄付を見込んでいます。

事務局は、愛知県三好町の(株)ログウェル日本内に設置(事務局長は、同社社長、菅野知之氏(FoE Japan「森林プログラム」顧問)。

事業の内容

(1) 地域の間伐材や老齢の伐採木などを原材料として、公園のベンチなど木製品に加工し、自治体にプレゼントします(寄贈)
(2) 事業の推進のために寄金を拠出した企業、団体、個人、立木の提供者(山主、自治体)に「環境ポイント」を発給します(証書)
(3) さらに伐採、加工、製品化、廃材処理(再利用、燃料にするなど)に協力した業者、業界(協働者)に対し、貢献度に応じた「環境ポイント」を森のプレゼント事務局が発給、年間の高得点獲得者を公表します。
(4) 環境ポイントは、日本学術会議による二酸化炭素吸収、石油燃料代替、洪水緩和、水質浄化など森林の多面的機能の評価額、70兆円から計算した、立木1本当たりの多面的機能評価額と考えられる3,000円を基準とします。これを3,000ポイント=3,000[環]と数えます。
(5) 寄金については、1円を1ポイント=1「環」とします。寄金以外の貢献度は、事務局で査定します。
(6) 個々の地域プロジェクトについて、伐採から製品化までの流通加工に関わる全過程をコーディネートする「環境波及効果監理者」をそれぞれ置き、監理者が伐採された樹木の処理を引き受けます(信託)。
(7) 監理者は、処理を任された樹木を製材に回して加工し、木製品(ベンチ等)にします。ただし、優良な材は原木市場などで競売にかけ、競売での収益は経費にあてます。

先行事例
・先行例1
監理者: 矢作川水源の森「森のプレゼント事業」実行委員会(仮称)
当面は豊田市が、実行委員会設立までの連絡窓口を担当する。実行委員会に森のプレゼント事業口座を設け広く基金を募り、間伐材からベンチを製作、公共施設に寄贈する。 豊田市は、万博会場に間伐材で作ったベンチを贈る「間伐材プロジェクト」を実施しており、この事業をその後継事業と位置づけている。

・先行例2
監理者: 木質バイオマス利用ネットワーク、(有)木文化研究所
寿命により内部が空洞化した倒木寸前の街路樹、過密になっている公園の緑化木などの支障木を、監理者が伐木処理業者から譲り受け、公園のベンチ板にして名古屋市に寄贈する。日本造園建設業協会愛知県支部が協働、資金の一部を負担する。

> 記者発表時の配布資料(PDF)

■この件に関する問い合わせ
 国際環境NGO FoE Japan
 森のプレゼントプロジェクト事務局 菅野 (Tel: 0561-33-0177、Fax: 0561-33-0176)
 森林プログラム 中澤/三柴 (Tel: 03-3951-1081、Fax: 03-3951-1084)

■関連サイト
 ・ログウェル日本(株) http://www.logw-n.com/index.html
 ・フェアウッド・キャンペーン http://www.fairwood.jp/
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