| 日本では、戦後、木材生産を目的に、成長の早いスギ、ヒノキ、カラマツなどの針葉樹を一斉に植える、大規模な造林を行いました。人工林では、木々が成長すると、混み合った森に日光が入らなくなるため、適度に伐採をする手入れが必要です。これが間伐です。間伐をしないと、土壌が貧弱になり、少しの雨でも表面の土砂が流れ出すなど、災害に弱く、保水力も弱い森になってしまいます。
戦後に造成された人工林は、間伐が必要です。しかし、戦後の経済成長にともない急増した木材需要に供給が間に合わず、木材輸入を自由化してから、輸入は拡大し、現在では木材の80%を外国から輸入している状況です。
今、日本の森は、木材需要の9割を自給できる蓄積になりました。その資源を利用せずに放置し、私たちの暮らしを支えている大切な森が、荒れています。また同時に、世界の森(特にロシアや東南アジアの原生林)を破壊しているのです。
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