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森林プログラムトピック&キャンペーン>「日本にふさわしい森林認証制度」創設発起人会議
国産材の推進にむけて 
日本の森林認証制度の必要性について
SGEC創設発起人会議
日本の森が危ない!間伐材を使ってください。
日本の森林認証制度の必要性
現在も世界の森林は急速に開発と荒廃が進行しています。とりわけ、熱帯地方や極東ロシアなど、行政の統治機能が弱い地域では違法伐採が大きな問題になっています。G8サミットなど国際会議の場でも度々議論に上がるようになっており、欧米を中心に、行政、業界、消費者(NGO)がそれぞれに効果的な対策をとり始めています。一方、日本を見ると、世界で最大級の木材輸入国であるにもかかわらず、木材がどこからきたのか、どのような伐採をされてきたのか、関心を寄せる人はまだまだ少ないのが現状です。

森林の荒廃は国内でも問題です。日本は国土の2/3が森林に覆われた世界屈指の森林国でありますが、この半分近くを占める人工林が荒廃しているのです。戦後荒れ果てた山に緑を回復し、将来の国の発展のための資源とするため、日本中で一斉に造林されました。しかしながら、60年代から始まった貿易自由化の流れの中で、国産の林業は急速に競争力を落としました。森の手入れを行う林業の担い手は急減し、放置された森では木々は痩せ細り土砂災害が頻発するようになりました。

国産木材の競争力を高め、国内の人工林を積極的に活用することは、日本と世界の森林を守ることにとって、極めて重要な課題です。

近年、森林への関心の高まりを背景に、国際的に持続可能な森林経営を促進する動きが出てきました。持続的森林経営が行われている森林からの木材であると証明するのが森林認証制度。独立した認証機関が一定の基準に基づいて森林を精査し認証するものです。国際的にはFSCが普及し始めており、また、各国独自の認証制度も推進されています。世界の森林にとっては大変歓迎できる動きと言えますが、制度の整備が遅れている日本の林業にとっては新たな脅威となる危険性もあります。海外からの「環境に優しい」森林認証木材が入ってくれば、認証を取っていない国産の木材はますます競争力を失うからです。

日本の森林でもFSC認証を取得する林業経営者が出てきましたが、大部分を占める中小の林家にとって、現状のままでは認証取得には大きな負担がかかるため、普及するには程遠い状況です。

このような危機感から、日本にも独自の認証制度を整備するべきとの声が高まり、緑の循環認証会議(SGEC)というものが誕生しました。林業・木材業界の関連諸団体やNGO、学識者ら80名近くが発起人となって準備を進めるものです。FoE Japanもこの発起人に選ばれ、また制度に対して意見をする15名からなる審議会のメンバーにも選ばれました。

緑の循環認証会議(SGEC) http://www.sgec-eco.org/

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