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私たちの木材利用を考えるシンポジウム開催のご案内
私たちが大量に木材を輸入している国々では、違法伐採や原生林伐採による森林破壊、地域住民や先住民の生活への影響が続いています。

こうした状況に対して欧米では、森林の伐採現場における環境や社会への影響を考慮して、取り扱う木材製品を選択する取り組みを進める企業が増えています。

こうした背景から、11月に二つのシンポジウムを行います。伐採現場で調査を行っている活動家や、消費国でこうした取り組みを行ってきた欧米の専門家を招き、現場の状況と消費国ができることについてお話しいただきます。
2003年11月19日(水)13:30〜16:30 (受付13:00〜) (同時通訳あり)

シンポジウム 森林環境に配慮した木材調達の進め方
【内 容】

◆ インドネシアにおける違法伐採の現状
  アルビ・バレンティヌス氏〔テラパック・インドネシア(インドネシアNGO)〕
◆ カナダの原生林の環境的・文化的重要性と企業による木材調達方針の取り組み
  ダン・ルイス氏〔カナダ・レインフォレスト保護NGO、カヌーイスト〕
◆ ヨーロッパにおける違法材不使用に向けた取組み 
  アンディ・ロビー氏〔英国木材貿易連合組合、企業の社会的責任対策顧問〕
◆ パネルディスカッション
  パネリスト
  ・アンディ・ロビー氏
  ・角谷宏二氏〔全国木材組合連合会常務理事〕
  ・木内孝氏〔フューチャー500会長〕
  コーディネーター
  ・小浜崇宏 [熱帯林行動ネットワーク]

【会 場】 木材会館7階会議室 >地図
東京都江東区深川2-5-11
地下鉄東西線「門前仲町」駅徒歩3分
【参加費】

500円(資料代)
主催団体会員は無料です。
当日会場にてお支払いください。

【主 催】 熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
フェアウッドキャンペーン事務局
(財)地球・人間環境フォーラム
FoE Japan
【協 力】 クラクワット・サウンドの友〔カナダNGO〕
日本環境ジャーナリストの会
【後 援】 環境省林野庁全国木材組合連合会
グリーン購入ネットワーク環境報告書ネットワーク


2003年11月22日(土)13:00〜16:30 (受付12:30〜) (同時通訳あり)

シンポジウム 海外の森林伐採の現状と木材消費国ができること
【内 容】

◆ インドネシアにおける違法伐採の現状
  アルビ・バレンティヌス氏〔テラパック・インドネシア(インドネシアNGO)〕
◆ 危機に瀕するパプアニューギニアの原生林
  アレックス・ウビエ氏〔パプアニューギニア、ワオイ・グアビ地区住民〕
◆ シベリアの森林の現状
  アンドレイ・ラレティン氏〔シベリアの森の友(ロシアNGO)〕
◆ カナダの原生林から「森と海に生きる先住民として」
  ジョー・マーティン氏〔カナダ先住民タロクィアット族、カヌー伝統彫り職人〕
◆ ヨーロッパにおける違法材不使用に向けた取組み 
  アンディ・ロビー氏〔英国木材貿易連合組合、企業の社会的責任対策顧問〕

【会 場】 東京大学弥生講堂一条ホール >地図
東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内
地下鉄南北線「東大前」駅徒歩1分、
千代田線「根津」駅徒歩8分
【参加費】

500円(資料代)
主催団体会員は無料です。
当日会場にてお支払いください。

【主 催】 熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
フェアウッドキャンペーン事務局
(財)地球・人間環境フォーラム
FoE Japan
【協 力】 グリーンピース・ジャパン
クラクワット・サウンドの友〔カナダNGO〕
日本環境ジャーナリストの会
【後 援】 環境省林野庁全国木材組合連合会
グリーン購入ネットワーク環境報告書ネットワーク


【お問合せ】
FoE Japan  担当 中澤、江原  
〒171-0031 東京都豊島区目白3-17-24 2F
Tel 03-3951-1081 Fax 03-3951-1084
E-mail :forest@foejapan.org

◆ゲストのプロフィール
アンディ・ロビー 氏
英国内の木材貿易に関わる企業の業界団体、木材貿易連合組合にて、企業の社会責任の担当顧問。違法伐採に関する国際会議でも、業界側のメンバーとして活躍している。
アルビ・バレンティヌス 氏
調査系NGOテラパック・インドネシアにて、国内の違法伐採問題や、木材の違法な貿易などの調査に従事する。

Nuu-pi-tach-ilth(ジョー・マーティン)氏
(カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州、トラオキアット族。カヌー伝統彫りマスター。部族の酋長の家系に生まれ、伝統彫りカヌーの復活運動を担う。'92−'98年にわたり五度渡欧し、クラクワットサウンドの窮状を訴え、欧州の企業に転換を迫るのに成功した。環境保護活動を評価され「Eugene Rodgers賞」受賞)

ダン・ルイス氏
カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州にて、エコ・ツーリズム(Rainforest Kayak Adventures)を営む。シー・カヤッカー。地元の環境NGO、Friends of Clayoquot Sound, Japan担当として、来日は3度目。日本企業を訪ね、「原生林フリー」の購買方針を採択するように訴える努力を続けている。
アンドレイ ラレティン 博士
ロシアの森林保護NGO「シベリアの森の友」で代表を務める。シベリアの原生林保護と持続可能な森林管理を推進するため、違法伐採や木材貿易、伝統的森林利用などについて、幅広く調査、提言を行うとともに、国際会議でも活躍している。
アレックス・ウビエ 氏
パプアニューギニア ワオイ・グアビ地域の先住民クスオ族。
10年以上もこのパプアニューギニア西部のワオイ・グアビ地域でマレーシア系伐採企業に対し、抗議活動を行ってきているクスオ族の一人。
角谷 宏二 氏
1941年岡山県生まれ。1965年京都大学農学部(林学)卒、林野庁勤務。現在、(社)全国木材組合連合会常務理事、林野庁木材需給予測部会委員。
木内 孝 氏
1935年ドイツのハンブルグ生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。三菱電機に入社。カナダブリティッシュコロンビア大学で経済学修士号取得。88年三菱エレクトリック、アメリカ会長に就任。渡米中、地域社会に貢献したことにより、92年外務大臣賞受賞。95年に地球環境関連の任意団体、「フューチャー500」を創立。
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