中小事業所の省エネ事例

気候変動

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【事例1】寿司デリバリー店の省エネ対策

寿司配達の(株)ビーデリサービスは衛生管理のために、年間を通じて20℃に冷房しています。業務用冷蔵庫も沢山あり、ある店舗は夏季の電気代が月15万円程に達します。FoE Japanが協力して測定、省エネ方法の検討をしています。

業務用冷蔵庫の省エネ

室内の冷蔵庫・冷凍庫は100V系であり、放熱部は本体上部にありました(サーモビュア―参照)。天井換気扇が近くにあったので、垂れ壁等で排熱を誘導し、エアコンの冷気と間仕切るとよいかもしれません。また繁忙期以外は冷凍庫台数を減らすのも良い方法です。

有圧扇運転の工夫で省エネ

換気をすれば同量の外気が入り、大きな冷房負荷となります。右のグラフはフード有圧扇の排気温度記録です。12時間の作業時間中で、実際に換気を必要とする時間は2時間程度と見られます。夏場の不要時は切るようにしているとのことですが、中間季も外気負荷は大きいので、小まめにON・OFFするか自動化するのがよいと思われます。

冬も冷房するのはもったいない

右の赤いグラフ線は1月11日の室内温度です。エアコン冷房の発停が記録されています。外気温度は10℃以下なので、フードの換気扇を動かせば外気で冷やせることは分かっていても、寒いので換気扇を止めてしまうようです。室内温度を一定にするように換気扇を自動でON・OFFする装置を設ければ、外気で冷房が出来、省エネが図れると思われます。

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