Friends
of the Earth イギリス プレスリリース 2007年3月15日 イギリス政府 気候変動法案を発表 FoEイギリスは政府の気候変動法案の発表を歓迎します。FoEイギリスは2005年から、気候変動法の制定を、The
Big Ask climate campaign(ビックアスク気候キャンペーン)を通じて訴えてきました。キャンペーンでは、政府に対して、少なくとも毎年平均3%二酸化炭素の排出量を減らすことを約束する立法を求めてきました。
FoEイギリス
ディレクターのトニー・ジュニパーのコメント: 「私たちは、政府が気候変動に取組むための法制定の必要性を認識したことを喜ばしく思っています。イギリスは世界で初めて二酸化炭素排出量削減ための法的枠組みを導入する国となるでしょう。しかしイギリスが世界の前例となるためには、より多くの二酸化炭素排出量の削減と、将来に渡る削減に関しての政府の責任を明確に示す、より強固な法案にしなければなりません。だからこそFoEの気候キャンペーンである"Big
Ask(ビックアスク)"は、政府が毎年二酸化炭素排出量を3%削減()することを約束する強固な立法を強く求めてきたのです。」 FoEイギリスの気候変動法案への意見: ・
少なくとも毎年平均3%の割合で、二酸化炭素排出量を削減することを保証すべき ・ 国際的な航空産業と海運業からの排出を含むべき ・ 将来目標を設定し、目標達成できなかった場合に対応できるような堅固で独立した法を制定すべき ・
首相のイニシアチブの元、議会において十分な議論を伴う年次経過報告を必要とすべき 今やイギリスの排出量削減の各年目標の設定を必要とする気候変動法制定を求める団体、政治家、政党による大きな連合が存在します。この連合には、412人の議員(646人の議員の2/3)と、全ての主要野党と、環境と開発の団体、組合、宗派、コミュニティ、女性グループによる連合のStop
Climate Chaos(ストップ気候変動)が含まれます。 FoEイギリスはStop Climate Chaos(ストップ気候変動)連合の設立メンバーの一つです。Stop
Climate Chaos(ストップ気候変動)連合のキャンペーンである"I Count"では、気候変動は問題が大きすぎて対応できるものでないという見解に反論し、個人や政治的な行動を喚起しています。 リンク:“I
Count”
リンク:“Big
Ask キャンペーン”
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