FoE Japan | 開発金融と環境プログラム | ロシア：サハリン石油開発

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	「サハリン石油・天然ガス開発に関する」アンケート　プレスリリース

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2003年10月27日

衆議院議員選挙　立候補予定者アンケート結果発表

サハリン石油・ガス開発　環境・社会影響にも強い関心

　このたびの衆議院選挙、北海道選出立候補予定者に対して行われた「サハリン石油・天然ガス開発」に関するアンケートの結果が出た。このアンケートは、進行中のサハリン開発に伴い引き起こされる、環境・社会影響を緩和・解決する対策についての各候補者の意識を調査するため、北海道と東京の非営利団体３団体によって行われたもの。

　アンケート配信件数４６件のうち、有効回答件数は２7件で半数以上。これは、同様に立候補者に対し行われているアンケートと比較しても高い回収率と言え、本件に対する関心が高いことを表している。

　回答した立候補者からは、１,２,４,８の項目については「A.既に取り組んでいる」または「B.今後取り組む予定」との回答がほぼ半数ずつで、いずれも環境影響や社会影響へ対策に前向きな姿勢が見られ、今後の動きが大いに期待される。

一方、条約の改正や海底ガスパイプラインが確定した場合の国レベルでの環境アセスメントの実施などの具体的な項目については、「今後取り組む予定」との回答が圧倒的となり、現段階では具体的な対策までには至っていない事実も浮かび上がった。

● 各党の有効回答件数（回答件数／配信件数）

　　共産党；13／13　　自民党；5／13　　民主党；5／13　　公明党；1／2　社民党；1／1　　無所属；2／4　

●　各項目の回答

		A	B	C	D
問１．	日本への環境・社会影響についての国レベルでの調査の実現：	11	16	0	0
問２．	漁業や野生生物への影響緩和策の強化・構築：	12	15	0	0
問３．	海防法の油流出に関する条文改訂：	0	25	2	0
問４．	油流出事故を未然防止策の対策・強化：	12	15	0	0
問５．	宗谷海峡を通航するタンカーへの規制：	1	22	4	0
問６．	海底ガスパイプラインの国レベルの環境アセス実施：	0	27	0	0
問７．	JBICの融資に際し、関係省庁間の意見交換などの体制：	1	24	1	0
問８．	同開発の環境や対策に関する情報の日本での積極的な公開：	11	16	0	0

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

※　結果の詳細については、FoE Japanのホームページをご覧下さい。
＞https://www.foejapan.org/aid/jbic02/sakhalin/election/20031027o.html 　

● 本件に関するお問合せは…

　　国際環境NGO FoE Japan　(担当：神崎)
　　　〒171-0031　東京都豊島区目白3-17-24-2F 　　　　　　　　　　　　
　　　TEL：　(03)3951-1081　　　　　　FAX：　(03)3951-1084　
　　　E-mail:　kankan@foejapan.org　　　　　 URL:　https://www.foejapan.org/aid

●　実施団体

　　・ Youth Water Japan Sapporo(札幌市)
　　・キープ・ザ・ネイチャー・北海道(釧路市)
　　・国際環境NGO FoE Japan(東京都)

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